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作業日誌

8月29日

8月最後の作業
8月8〜9日
農友を訪ねて白浜懇親会

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■8月29日 8月最後の作業

29日(土)。メンバー9組13人が出動、濃緑いよいよ深い土日ファームで、炎天下の作業をこなしました。まずは収穫からとトマト、ナス、ピーマン、カボチャ、ズッキーニ、ゴーヤなどを摘み取り小屋に運び込みます。地主さんの畑のキュウリ、ウリも頂けることになり、女性軍がバケツに山盛りに摘み取ります。あちこちで雑草取りも進みます。耕運機がいつものようにヨシダさんによって駆動され、ジャガイモの跡地などが綺麗にならされ雑草がすきこまれていきます。背高く伸びた野菜たち(ゴマ、サトイモなど)の間から、姿は見えねど耕運機の音や、ファーマーの笑い声が聞こえます。みんな汗ぼたぼた。身に付けたボトルの水をしょっちゅう補給しながらの悪戦苦闘ですが、快汗の快感というべきでしょう。それぞれに何にも変えがたい自己解放の時間を過ごしているのです(ボクにはそう見えます)。

管理の行き届いた土日ファームの夏風景

NPO栗畑の下草刈りをする師匠の草刈り車

管理の行き届いた土日ファームの夏風景
NPO栗畑の下草刈りをする師匠の草刈り車

隣りの栗畑からも、エンジン音が響きます。こちらはNPOが受託管理する「八郷マロンパーク」で、9月第1週からの栗拾いツアーを前にした環境整備です。落ちた栗を拾うのに、見つけやすいように草刈り機で下草を刈り、枯れ枝を集めたり蜘蛛の巣を取ったりする作業です。NPO専任スタッフでは手が足りないとあって、土日のメンバー4,5人が畑の作業の手を割いて応援してくれます。土日の、畑のみなさん・応援のみなさんに感謝です。しばしあって、草刈り機2台で36アールの下草刈りをするのは間に合わないと見た地主(師匠)の永瀬さんが「草刈り車」を乗り入れ、助けて下さいました。100馬力の援軍にただただ恐懼、そのスピードと仕事の完璧さに見とれました。感謝×100。師匠、ありあとあす。

栗の渋皮煮などの話題が飛び交う昼食

同左

栗の渋皮煮などの話題が飛び交う昼食
同左

おかげで午前中で8割がた完了。食事後、土日からまた一人助っ人に加わり仕上げの作業をしました。栗拾いに邪魔な枝を落とした生木を枯れ枝とともに燃やし、マロンパークの名に相応しい綺麗な栗畑が出来上がりました。農協の宿泊施設に5人で1泊し、翌日もう一度最後の畑整理をし次週からの栗拾いの準備が完了。土日の皆々様、有難うございました!!昼食時。栗の食べ方や渋皮煮が話題となり盛り上がりました。マロンは、ロマンです。師匠から、梨が山と差し入れられ頬がこける思いでした、有り難くて。畑のショウガも取立てが出され味噌で食べました。もう、こたえられないお昼!!

種蒔きから1週間で発芽し成長するソバ

同左

種蒔きから1週間で発芽し成長するソバ
同左

●8月22日。ソバの種蒔きを土日の常連組の人たちが少数精鋭で(都合悪い人多くて)やりました。その報告を最後に特記事項で。種蒔き風景イメージしつつ、みなさん有難うございました。写真は1週間で発芽したソバ。

(9月 1日 宮崎記す)

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■8月8〜9日 農友を訪ねて白浜懇親会

8日。南房総市白浜町の会のメンバー・ナカモトさんを農友10人で訪ね、交流しました。2年ぶりの「白浜遊び」。今春入会した 新会員の2夫婦を中心に8人は初参加。27時間をともに過ごし、懇親の実を高めることができました。海で遊び、ナカモトさんの畑で援農をし、美味い料理を食べ、談論風発し、また、それぞれにたっぷり自己開放した1泊2日。10人もの童子・童女を快く迎えて下さったナカモトさんにはお礼の言葉もなく。また率直に言いますが、海の如く大きく大地の如く温かいお人柄、悠揚迫らぬ生き方に、ボクのみならずみんなが深く心打たれたのでした。

尻高貝を採った穏やかな白浜の海

水平線ナナメの凄い記念写真(漂流物上にカメラ)

尻高貝を採った穏やかな白浜の海
水平線ナナメの凄い記念写真(漂流物上にカメラ)

いかに楽しく、また自己開放の2日間だったか、写真でお見せするのが一番・・・ですが、ちとワケあって、半月も後に写真をアップします。で、何をしたか、日記風にレポートします。8日午後1時ごろまでに1人を除いて9人がナカモト邸に集合。まず冷えたスイカにかぶりつきます。同時にホットプレートでクレープ様のそばガレットを焼きます。腹拵えが済み、海へ。満ち潮半ばのとき、5人が海へ入り岩場でタニシに似た尻高貝を採取します。4時半、家に戻り、10人揃って作業着に着替えナカモトさんの畑へ。200本もあるオクラの実の収穫です。6時、家に帰りパーティ準備。

援農風景(オクラを収穫する)

同左(スイカのネットをはぐ)

援農風景(オクラを収穫する)
同左(スイカのネットをはぐ)

男料理で行こうと、ボクが刺身をつくり、野菜を切り揃えたところで、7時から焼肉パーティ開始。刺身、カルビ、烏賊、オクラ、カボチャ、ナス・・・をジュウジュウと焼きながら、ビールを飲み、口角泡を飛ばしたのでした。食べ物の話、白浜のみならず房総全体の地域おこしの話、などなどをエンドレスで。11時。ナカモトさん自慢のカラオケルームへ移り、最後に歌合戦。12時半、「およげ鯛焼きくん」を全員で高吟し、Good night!

ナカモトさんの畑で(夕日を浴びて満足気の農友)

ナカモトさんの庭で(こんなに広ーい芝生の庭)

ナカモトさんの畑で(夕日を浴びて満足気の農友)
ナカモトさんの庭で(こんなに広ーい芝生の庭)

9日。7時より朝食。宮崎産コシヒカリの新米でご飯を炊き、尻高貝の味噌汁、焼き魚などで。8時、男だけでナカモト農場へ再度の援農。2箇所のスイカ畑のネット(アナグマの食害防止)を撤去しました。ネットを張っても今年は食害がひどく、惨憺たる収穫だったとナカモトさんが嘆く中、2個のスイカが草むらに見つかり、火事場の拾い物をしました。援農のし甲斐? があったというものです。帰宅後、冷えたスイカがナカモトさんからどーんと出され、感謝感激でパクつきました。11時半、早昼。この日2度目のご飯をダッチオーブンで炊き、おにぎりにして食べました。おかずはナカモトさん常食の温野菜オクラとラッキョウ漬け。3瓶いっぱいに漬けた、おそらく1万個も処理したであろう、ナカモトさん心づくしのラッキョウが惜しげもなく出されました。1時半。庭で記念撮影をし、ボクから先陣を切って帰途に着いたのですが、みんなを前に、亭主殿は「来年はスイカをきちんと作っておきますから、まったどうぞ」とのたまふたのでした。

なお、写真は、9/1にアップロードしました。

(8月11日 宮崎記す)

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