2011年7月アーカイブ

7月31日　Hello everybody

●赤く熟れ　まん丸まったき　トマトかな
●赤らんで　裸で押し合ふ　大トマト　
●長雨に　ずぶ濡れのトマト　文月尽

pm11:00　Good luck everybody

7月30日　Hello everybody

●珍客の　カメラに胃壁　くすぐらる
●胃カメラに　胃壁の過去まで　写さるる
●電子医術　食道胃袋　睨めまわす
●赤ら顔し　胃袋生き来し　六十七年
●胃カメラや　臓器の生を　抉り出す

29日。朝から胃ｶﾒﾗ検診。夕方から｢青年消費者問題研究会｣。
ﾒﾝﾊﾞｰの｢ﾒﾃﾞｨｱの寵児ｲｹｶﾞﾐｱｷﾗ氏｣を囲み震災復興を語り合う。
研究会の｢青年｣の冠につき、｢よく歩いてきたね｣と懐旧談。
30日。朝からずっとPCﾜｰｸ。ﾃﾞｼﾞﾀﾙ時代の身の処し方や如何。

pm2:35　Good luck everybody

7月28日　Hello everybody

●水遣れば　青年の木の　葉を立てる
●パン焼けて　懐かしき香り　訃報聞く　
●「けふは雨よ」「雨か」と交わす　けふがよし

●信頼とは　明日があること　たった一つ
●生命燃やす　新しきこと　ある限り
●大往生の　老女の声の　蘇る　

ﾐﾔｵﾄﾐ様どうぞ安らかに。ｼｭﾝ君のところに行ったんですね。
2ヶ月前だったと。ｽﾍﾟｲﾝへお連れしたこと、昨日のことに。
信頼とは、と考えさせられている。人の善意好意。悪意も。
しかし、大事なことは｢明日があること｣と｢挑戦すること｣。

am10:25 Good luck everybody

7月26日　Hello everybody

●蜜柑の花　葉陰に凛と　点と咲く　
●金柑に　汗の花咲く　日盛る
●人知れず　蜜柑の花咲く　白き無垢
●金柑の　真白き花の　孤月かな

pm11:09　Good luck evrybody

7月25日　Hello everybody

●清清しく　梔子一輪　弾けたり
●梔子の　八重一輪の　夏の庭
●馥郁の　梔子の香の　新世界

八重の梔子が一輪、今朝咲いた。清清しいことこの上なし。
鼻満腔にし香り嗅ぐ。二度、三度と。馥郁の極地。新世界。

am7:33 Good luck everybody

7月24日　Hello everybody

●リストとなり　ソナタと融け合ふ　ピアニスト
●リスト目指す　超絶の指の　アレグレット
●恋多き　リストの楽曲　激振す　
●自らが　リストに酔ひて　ファン酔わす

23日。三軒茶屋の瀟洒なﾎｰﾙで気鋭のﾋﾟｱﾆｽﾄ伊藤憲孝ｺﾝｻｰﾄ。
ﾘｽﾄ生誕二百年。天才ﾘｽﾄの超絶魔法のごとき技を追う若者。
ｽﾀﾝｳｪｲのﾊﾝﾏｰも壊れよとばかりの力演。陶酔の演奏に酔った。

24日。正午でｱﾅﾛｸﾞ放送終了。旧ﾃﾚﾋﾞでその瞬間を見届けた。
これまで使っていた周波数で日本ではどんな新文明が興るか。
旧ﾃﾚﾋﾞ等の莫大な財産廃棄は大きな経済効果ももたらしたが。
しかし余計な金の出費だった。｢余計な｣にせぬ対応をせねば。
（午後7:55記す）

まもなく地デジへ。アナログテレビがブルー画面に変わると。
さ、その瞬間だ。３秒遅れで、地デジTVではいま気象情報が。
（午前11:59記す）

pm7:56　Good luck everybody

7月21日　Hello everybody

●背高草　鎌持つ農夫　嗤ふごと
●密林に　一騎分け入る　草刈り機
●炎天に　壊れるもよし　草刈り機　
●日燃えて　円盤の刃を　廻しをり

pm1:30　Good luck everybody

７月15日　Hello everybody

●火炎攻め　さるる庭木の　夏細り
●水一滴　下されと庭木　口開ける
●脈かすか　青息吐息の　庭木かな　

●ラジオ出演　半ズボンでよし　シャツでよし
●馬鈴薯の　被災地支援を　ラジオより

pm8:18　Good luck everybody　

７月14日　Hello everybody

●独逸に咲く　大和撫子　しなやかに
●大和発　走るなでしこ　世界行き
●青いなでしこ　背高草を　悩殺す
●韋駄天の　なでしこ娘ら　怒髪天

澤なでしこの快勝見届け、朝７時に寝る。１日中気分爽快。

pm9:16　Good luck everybody

7月13日　Hello everybody

●蒲鉾の　復活知らせる　ちらし来る
●御中元に　石巻蒲鉾　蘇る
●蒲鉾の ちらしに練り込め　たる誇り　

石巻の蒲鉾の老舗白謙。店が復興したと御中元の案内届く。
ちょうどよかった、そろそろﾃﾞﾊﾟｰﾄにでも行こうという時。

pm5:34　Good luck everybody