月別アーカイブ: 2017年7月

苦瓜

7月29日 Hello everybody
〇苦瓜や  花に虫呼ぶ  香やあらむ
〇炎天を  指してゴーヤの  花盛る
〇凸凹の  ゴーヤの突起  夏猛る 
〇苦瓜の  ゴーヤチャンプルと  なる人生
〇ぶら下がる  苦瓜数ふ  空透かし

春に植えた庭のゴーヤ。炎天には強い。4個ばかり、そろそろ取りごろ。
アーチ様に伸びたゴーヤの棚を毎日、下から太り具合をながめている。
花は一杯咲くがなかなか実にならない。たぶん虫がこないせい(虫媒花)。
それが畑との違いか? 虫も来ない、そういえば蝉の声が今年は少ないぞ。
そういえば、そういえば、スズメの数も近年目立って減っている感じだが。
レーチェル・カーソンの「沈黙の春」がだんだん現実になりつつある、な。

29日am10:38 Good luck everybody

徹夜

7月25日 Hello everybody
〇牛歩より  遅き編集  小冊子 
〇パソコンの  手下となりて  夜が明ける
〇長き夜や  十六頁と  格闘す

23日一昼夜かけて、小冊子のPCでの編集作業。ガラス細工のごとし。
PCすぐれものだが、使いこなせない73歳。でも、へこたれない73歳。
こんな徹夜作業であった。24,25日へ、そのダメージの残った73歳。
昔はこんなことなかった。「楽しんでやる」。これのみが救いの73歳。
25日am8:53 Good luck everybody

夏休み始まる

7月21日 Hello everybody

●ラジオ体操  目覚めせぬまま  夏の陣
●姿勢伸ばし  手足動かし  朝涼し
●少しずれ  ラジオ体操   二二三四
●ラジオ体操  同年配の  動き見て
●一年ぶり  ラジオに合わせ  空気吸ふ 

●へミングウェイ   ゲーりー・クーパーに   鐘鳴らす
●「誰がために」と  ヒロインになつて   名画観る
●イングリッド・バーグマン  出会いと別れ  眼で演ず
●名画面  けふの涙も  熱かりし 
●猛暑日や  老ファンの涙  滂沱かな

21日から小学校夏休み。ラジオ体操始まる。ギリギリに起きて馳せ参じる。
公園の欅の緑が鮮やか。胸一杯、朝の涼気を吸う。1年ぶりの体操。爽快。
午後、町内会の映画会。「誰がために鐘は鳴る」。大感激。映画はいいなあ。
21日午後8:45  Good luck everybody

  

鱒と楽しき農夫

7月14日 Hello everybody

○ロマン派の曲  童謡と溶け  合ふてあり
○シューベルトと  シューマンを並べ  見る不思議 
○「楽しき農夫」   シューマンのロマン  眩しかり
○「鱒」歌ふ  シューベルト傍に   居るごとく
○ドイツ歌曲  平成の世を  映すごと

13日。湘南童謡楽会65回例会。鱒、楽しき農夫、女心の歌など
歌曲・オペラアリアの名曲も歌う。歌に時代あり・生命あり。
鱒=シューベルト、楽しき農夫=シューマン。ああ、あの曲ね、
と歌いだせば、100人の中高年の会員さん、ほぼ全員が歌えた。
作詞者の堀内敬三=鱒、津川主一=農夫の詩作のセンス、さすが。

またまた長らく休載。イカン、イカン。読者の皆様すみません。
14日am10:41 Good luck everybody

イノベーター

7月3日 Hello everybody
〇イノベーター  育ち育てる  沃土なく
〇留学の  懐論じる  世や寂し  
〇失敗を  勧める講師の  口軽く 
〇若者に  出世欲無き  国富かな
〇冒険せず  尖らず目立たず  人細る

2日。教育シリーズ「イノベーターを育てる」というセミナーを聴講する。
工学博士・開成中高校の柳沢幸雄校長ら3人のパネラーの含蓄豊かな討論。
留学は人を変える特別な機会であると。物凄い出費が親に掛ってくるとも。
青少年をいかに、グローバル社会でグローバルに活躍する星雲の志をもった、
有為な人材に育てるか。最後は親世代のガンバリに掛っていることを確認。
結局・・・若者自らがどう己の人生を切り開くかだ。冒険心の薄れた社会が心配。 
これも失われた20年の1つの事象か? さあどうやって国の富を増やすか!
などということを考えさせられたセミナー。パネラー3人とも面白かった。
3日pm1:19 Good luck everybody