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07年 4月 福島県広野町で 「日本一のラーメン」を食べる |
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日本一・ピカ一を確認! 広野町の「活力屋」ラーメン |
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サトイモのヒゲ漬け | <12> |
手作り味噌 |
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ビワの実とビワの葉茶 | <10> |
赤紫蘇ジュース |
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ヤーコンヨーグルト | <8> |
焼きジャガが最高、旬のジャガイモ |
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精進料理・薄味に感激 | <6> |
干しヤーコン |
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納豆汁 | <4> |
サツマイモの白和え |
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ヤーコン | <2> |
エゴマの葉のキムチ漬け |
<13> 07年4月、福島県広野町で「日本一のラーメン」を食べる | ||||||||
日本一のラーメンを食べました。福島県広野町の「活力屋」の手打ちラーメンです。私宮崎が食べてみて日本一おいしいと感じたラーメンです。スープ・麺とも「品があり、まろやかで、コクがある」という味の三拍子がそろったラーメンです。9年前に「日本一を目指す」と宣言し、脱サラでラーメン屋を始めた藤田裕隆さん(59歳)の腕を確かめるため、この4月1日と2日に、鎌倉からわざわざ広野町へ訪ねて行き、藤田さんのラーメンを食べて、本当に日本一のラーメンだと思いました。 皆さん、あの店のラーメンなら何食続けて食べても良い、という推奨の店があったら教えて下さい。私は熊本が本店の「桂花」の豚骨ラーメン(新宿などに支店。私は熊本育ち)と東京の「直久」の醤油ラーメン(銀座などに本支店)が好きなラーメンのベスト2ですが、ともに完成品の両ラーメンを向こうに回し、鶏味醤油スープ(材料は鶏と豚骨など)の活力屋ラーメンが上回った! 品・まろやかさ・コクの三拍子のバランスで上回った! と感じたのです。活力屋は少し遠いという人もぜひ食べに行ってみて下さい。
日本一といってもアンタの独断じゃないか、という反論に私はしっかり答えられるネタをもっています。1つ。広野町の海岸に近い山間部を走る県道35号線沿いに「活力屋」はあり、その味を知る県道の通行人たちがリピーターとなっているのですが、その中からこの2年間に、無報酬・住込みの弟子が次々に4人も出現し、半年修業したあと全員独立しているのです。年間2000万円稼いでいた自営業者もその一人だったし、5人目の今の弟子はスーパーの店長だったそうで、安定した仕事を擲ってまで弟子になろうという人がこんなに沢山現れるというのは、人生を賭けようと思わせるまでに、このラーメンが優れていることを示す何よりの証拠だと断言していいと思うのです。田舎のラーメン店のことですよ。 その2つ。一般論ですが、少なからぬラーメン屋で店に入るとプーンと豚肉のイヤな臭いが鼻をつきます。こんなラーメン屋はスープの取り方が悪い店で、店内にその臭いが立ち込めるのです。焼き芋や鰻の蒲焼ではないのですから、これではダメ。スープは「良い香り」が麗しく上品に匂い立ち、やおら口に含むと、その味が「品良くまろやかでコクがあること」が必須要件です。活力屋は、店に入ると空気まで澄んでいると感じるほどキレイで、何の臭いもありません。桂花も直久もそうですよ。 平成10年に開業する前、藤田さんは有名店で修業しましたが、開業時どう工夫してもスープのイヤな臭いが取れず悩みました。そのとき早大理工学部の小林寛教授が発明した鍋の側壁を二重にした「はかせ鍋」による料理の本に出会い、勇気を出し、見ず知らずの教授にスープの作り方の指導をお願いする手紙を書きました。「10年後、日本一のラーメンを作りたいのです」と真摯に、かつ必死に訴えました。その熱意にほだされ、教授は手紙のやり取り(膨大な量の手紙は一遍のドラマ)により指導することにしたのです。1年後、自信のスープを作った藤田さんは、教授夫妻とその知人の私3人を試食に招きました。感動の試食でした。結果は、ラーメンは合格点・・・でも、日本一にはまだまだ・・・でした。 藤田さんの工夫は続き、4年後、私が一人で試食に行くと、日本一にもう一歩・・・というところまで進化していました。さらに4年後。この度の私の試食で、ついに日本一! にたどり着いたのです。最後の工夫のポイントは、スープの材料の鶏肉(3ヶ月で2トン購入)の処理場での処理法に、ある工夫をするように業者に頼んだアイデアでした。昨年秋の出来事。それが味改良のための最後の最後の壁をドラスティックに乗り越えさせてくれたのです。奇跡的な味のアップだったと言います。もちろんそれは企業秘密、まだ誰にも明かしていません。でもこれだけは公開できます。スープを取るときのお湯の温度は「摂氏68度」、そして「最初の1時間」がおいしいスープを取る分かれ目です。
開業以来、藤田さんはスープをどう作り、どんな味だったかを毎日丹念に日誌に記録しており、寝ないでもやるべきことをやる姿勢を貫いています。「日本一を目指す」と宣言した決意の強さと、諦めを知らない粘り強さが、日本一を達成した原動力といえましょう。日本一とは、こうしてみると目標に至るそのプロセスを称揚する言葉でもあると私は思うのです。 鎌倉市立小坂小学校の18年度の卒業生のみんな、ラーメン日本一のこと報告しましたよ。機会あったら、活力屋のラーメンを食べに行ってみて下さい。活力屋の「活力」とは、生命力・生きる勇気、を願ってのことだそうです。 (07年 4月 5日 宮崎記す) |
<12> 手作り味噌 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「土日農研」として今年初めて、手作り味噌をつくる行事を計画、2月19日に、師匠・永瀬二郎さん宅で、竈や鍋などをお借りし、有志で味噌づくり体験をしました。食の目新しい情報ではありませんが、土日ファーマーたちの楽しい体験談をご披露いたします。詳しいレシピは後掲の通りです。ざっと言えば、材料は大豆と米麹と塩。大豆は、地元八郷産のもの、麹は永瀬さん自作の米を用いた地元の麹屋さん謹製のもの、塩は市販の天然塩を使いました。19日は、列島をシベリアの寒気団が覆う寒い1日で、作業たけなわの午後には、みぞれが降るあいにくの天気。朝9時にメンバー5人が、少し遅れて千葉県白浜からもう1人がかけつけ、6人で作りました。ここからみなで豆炊きから始める予定でしたが、永瀬さんがサービス精神を発揮、庭に3つの竈を据え朝6時から、大鍋で大豆の煮炊きをやって下さっていました。また、その大豆は、前日の18日に、我ら土日ファーマーの仲間、木村さん(3年前に通いの専業農業に転進)が出動したついでに水洗いし、樽に浸しておいたもので、我々は第3ラウンドからのコミットでした。そこからどんなふうに作ったか、レシピふうに書いてご紹介します。 <材料> *大豆15kg。*麹7kg。*塩4kg
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<11> サトイモのヒゲ漬け | ||||||||||||||||
サトイモの、特に親イモに付いているヒゲを漬け物にして食べる方法が、日本テレビの「思いっきりテレビ」で紹介されていました。どこかの地方の、伝統料理コーナーだったようです(妻の話)。
(04年11月 9日 宮崎記す) |
<10> 赤紫蘇ジュース | ||||||||||||||||||||||||||||||
紫蘇が最盛期に入りました。土日ファームでは、青紫蘇、赤紫蘇がともに、毎年種が落ちて自然繁殖するのですが、今年も今、群生し、大きく伸びて収穫時期となっています。農薬などかけませんので、青紫蘇(オオバ)はソバの薬味や刺身のツマとして安全安心の食材となっていて、みんな出動のたび葉っぱを沢山つまみ取って持ち帰ります。赤紫蘇は、梅干をつくるとき欠かせない色だしの食材で、青紫蘇に負けじと重宝されています。青も赤もその独特の香りが食欲をそそり、ボクは大好きです。
赤紫蘇で、わが家では古くから赤紫蘇ジュースをつくり、特に夏、精力アップのドリンクにし愛用しています。葉っぱを煮出し、酢と混ぜて飲料の原液にするのですが、なにしろ鮮烈な真っ赤な色を見ただけで元気が出る逸品です。
また、紫蘇はさまざまな薬効があることで知られます。 ▼ストレスによる食欲不振には「シソの葉の煎じ汁」・・・シソの独特の香りは胃液の分泌を促し、食欲を増進させるほか、胃や大腸、小腸の働きを良くする作用があります。また、神経症や不眠症を治す作用もあるので、精神的ストレスにより食欲不振になっている人には、ぴったりの野菜です。 ▼気持ちが落ち着く「ネギシソ・スープ」・・・さまざまな薬効をもつシソは、神経症状が強いヒステリー気味の人に用いる漢方薬にも処方されているほどです。この効果は更年期障害にも精神不安にも良いものです。シソにビタミンB1の効果を高めるネギを加えた「ネギシソ・スープ」がお勧めです。 赤紫蘇ジュースの作り方は、以下の通りです。ぜひお試しを。
(04年 7月22日宮崎記す) |
<9> ビワの実とビワの葉茶 | ||||||||||||||
わが家のビワを1週間前に、10房、粒にして30個ほどを収穫しました。ほとんどがまだらに虫食い被害にあっていましたが、その部分を取り除いて生食しました。わずかに酸味があり、自然な甘さで、良い味でした。 ビワの葉茶、ビワの葉エキスなどと雑誌などに書き立てられていますが、ボクは葉茶党です。わが家のビワの木が一気に大きくなり始めた数年前から、ビワの葉にお世話になっています。葉がいっぱいに繁る初夏、古い葉をもぎ取り、陰干ししたものを保存しておき、それを煎じて飲んでいます。以下に、その手順を書きます。
さて、その効用です。
ボク自身のことを言えば、糖尿と心臓病の持病があるので、その両方に有形無形にプラスになるはず、と思って飲み続けています。友人の中には高血圧に良く効く、と実体験を話すものもいます。 *** ビワのこうした薬効の源泉は、何でしょうか。先の浅井さんがまとめられたブックレット「健康になろう!」から、その部分を引用し、下記します。 (04年 6月22日宮崎記す) |
<8> 焼きジャガが最高、旬のジャガイモ | ||||||||||||||
土日ファームには、今年7種類のジャガイモを栽培しています。3月中旬までに種植えし、順にいま花を咲かせています。青々とした茎葉に乗るように咲く白〜白紫の花は本当にキレイです。早生種のものは 早くも花が終わり収穫期を迎えつつあります。試し掘りをすると、玉は大きく量も多く、上々の出来、 いや大豊作の兆しを見せています。7種のプロフィルを簡単に紹介しておきたいと思います。いろいろな種類のジャガイモがあって、プロフィルを見比べるだけで楽しくなります。 7種とは、<1>インカのめざめ→極早生、<2>とうや<3>男爵<4>キタアカリ→早生、<5>メイクイーン→中早生、 <6>アンデスレッド<7>ホッカイコガネ→中晩生。収穫期がこのように違うので、極早生から中晩生へ順に収穫していく計画です。次に、そのプロフィルです(リーダーの麻賀さん調べ)。
ジャガイモ、ダイ、ダイ、大好き人間です。男爵を電子レンジでチンして、マヨネーズで食べる幸せ感といったらありません。取立て・焼きたてのジャガ! ホックリした食感、えも言えぬアルファ化した、おいしそうなデンプンの匂い。男爵に限りませんね。どれも焼きジャガが最高です。焼きジャガがあるので、長梅雨にも耐えられる私!です。 (04年 6月12日宮崎記す) |
<7> ヤーコンヨーグルト |
またまた、ヤーコン情報です。先日、コンビニで「キウイ&ヤーコンヨーグルト」を発見しました。 http://www.nipponluna.co.jp/ 「日本ルナ株式会社」 (04年 5月 2日宮崎記す) |
<6> 干しヤーコン | ||
干しヤーコンがイケます。 ヤーコン情報をもう一つ。 (04年 4月 3日宮崎記す) |
<5> 精進料理・薄味に感激 |
お母さんたちが精進料理を作り味覚について考える会が、鎌倉市立西鎌倉小学校で2月24日開かれました。食教育を担う指導者の育成を目指す「日本農業実践学園」(茨城県内原町)の企画で、題して「こどもの食教育を考える会」。食教育には母親の教育が不可欠と見る学校側の要請で実現しました。鎌倉の名刹建長寺の「不識庵」で「禅味料理」を主宰する藤井まりさんの指導のもと、40人のお母さんたちが「けんちん汁」など5品の料理に挑みました。 <1> 料理はすべてできるだけ薄味に。コンブ、干しシイタケを12時間も水につけ、その水を「だし」にすると簡単。 (04年 2月29日 宮崎記す) |
<4> サツマイモの白和え |
藤井まりさんの上記の料理会で初めて食べたサツマイモの白和えがおいしかったので、レシピを紹介します。 (04年 2月29日 宮崎記す) |
<3> 納豆汁 | ||||
山形県鶴岡地方などの伝統料理だそうです。土日農研のメンバー鈴木昭助さんの腕自慢料理の 一つで、先日、畑でお披露目してくれました。納豆をすり潰して味噌汁に入れるというものですが、
納豆の香りがユニークで、体も温まると好評でした。レシピを以下に示します。
(04年 2月 9日宮崎記す) |
<2> エゴマの葉のキムチ漬け |
夕刊紙の情報で知ったエゴマの葉の漬物。エゴマは、土日農研でも 03年初めてつくり、身近な存在だったので、すぐ情報に食いつきました。 エゴマの葉は、形は大葉によく似ているものの、味はそれよりやや渋みをもっていて、刺身のツマとしておいしく、昨夏よく食べたものでした。 エゴマは、茎丈は1.5〜2メートルにも伸び、葉もいっぱい付けますので、葉を取りすぎる心配はありません。秋には、ちゃんとゴマも収穫できます。葉は、生のほか、日向に数日出して乾かせば、葉茶としても飲めます。一挙三得の野菜というわけです。韓国では、いまエゴマブームだとか。 この店はJR上野駅からすぐ、「馬山館」(台東区東上野 2丁目 15−6 TEL: 03−3831−5267) (04年 2月 9日 宮崎記す) |
<1> ヤーコン |
この数年、じわっと話題に上ってきた新しい食材です。土日農研では、02年からつくり、昨年は大量につくり、メンバーで食べたいだけ食べ、フランスレストランから引き合いがあり、一部出荷もしました。 サツマイモとそっくりの形をし、写真のようにひと塊になって土中に成っています。昨年は大豊作でした。今年春、苗を自作しますが、人気急上昇中なので、苗をたくさんつくってHPで販売しようかと、仲間で相談しているところです。もちろんヤーコンそのものについても、販売を検討中です。 ヤーコンは、原産地はアンデス。キク科の植物で、春に苗を植え、晩秋に収穫します。背丈は2メートルにも伸びます。ハスの葉のように大きいこの葉も干して、葉茶として飲め、血液サラサラ効果等等の薬効がたくさんあるといわれます。 食べ方もいろいろ。最もポピュラーなのは、生で薄くスライスしてサラダ感覚で他の野菜や果物と一緒に食べる方法。オリゴ糖を豊富に含んでいるので、甘く、食感もシャキッとしていて、とてもおいしいです。そのほか揚げてもよく(天麩羅)、煮てもよく(キンピラ)、炒めてもよく(酢豚のタケノコがわりに)、漬物にしてもよく(醤油漬け)、調理してもシャキッとした食感がなくならないのが特徴です。ただし、 アクがあるので、カットしたら、10〜20分、水につけアク抜きすることが必要です。デパ地下などに並んでいるのをときどき見かけます。一度お試し下さい。 ヤーコンの薬効については、次のようなことがいわれています。ご参考に。 △低カロリーでダイエット効果 (04年 2月 9日 宮崎記す) |
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