日別アーカイブ: 2015年4月7日

釣釜

4月7日  Hello everybody

●春風に  釣釜揺れて  一花有り

●あおうめてふ  主(おも)菓子来たり   問答す

●散らばちらなむ  親王が歌の  伴に有り

●正面はと  茶碗問えば   織部にと     

●名残の炉  釣釜沸ひて  鶯鳴く

釣釜から湯気が静に立ち上る。湯気の音が微かに立つ。

3人1組で、茶を点てる主人・茶を運ぶ半東・茶を戴く客人。

所作いまだ覚えず。静かに揺れる釣釜と鶯の声が印象的。

織部は利休の弟子古田織部。親王は惟喬(これたか)親王。

茶会後ネットで調べ記憶せむ。興味尽きない世界ではある。

床の間の掛け軸(本阿弥光悦書)は、惟喬親王の次の歌。 

<桜花散らばちらなむ散らずとも古里人の来ても見なくに>

僧正遍照を待っているという解釈もある歌だとネットの解説。

遍照は有名。代表歌は人口に膾炙しているボクも好きな歌、

<天つ風雲の通ひ路吹きとぢよ をとめの姿しばしとどめむ>

親王の歌。それにしても寂しい(心境)。貫之のあの歌と比べ。

<人はいさ心も知らずふるさとは 花ぞ昔の香ににほひける>

名残の茶から1日経ってアップ。昨日の薄茶の味が蘇ってくる。

am9:21  Good   luck everybody