7月31日
・参議・源基平の子。12歳で三井寺で出家。天台座主、大僧正に。
・白河、鳥羽、崇徳の三天皇の護持僧。
◆<もろともに あすなき身をば 問ひ行かむ >
『もろともにあはれと思え山桜 はなよりほかに知る人もなし』
7月31日
・参議・源基平の子。12歳で三井寺で出家。天台座主、大僧正に。
・白河、鳥羽、崇徳の三天皇の護持僧。
◆<もろともに あすなき身をば 問ひ行かむ >
『もろともにあはれと思え山桜 はなよりほかに知る人もなし』
7月30日
◆<恨みわび 生きしか歌人ら かの時代>
『恨みわびほさぬ袖でにあるものを 恋に朽ちなむ名こそ惜しけれ』
7月29日
◆<>朝ぼらけ 落人の里 靄深し>
『朝ぼらけ宇治の川霧たえだえに あらはれわたる瀬々の網代木』
7月28日
◆<今はただ 幸祈る君 いずくにか>
『今はただ思い絶えなむとばかりを 人づてならでいふよしもがな』
7月27日
◆<夜をこめて 夜鳴鳥歌ふ 声枯らし>
『夜をこめて鳥のそらねははかるとも よに逢坂の関はゆるさじ』
7月26日
・大中臣能宣(百人一首49番目)の孫の女流歌人。
・紫式部、和泉式部、相模らと親交があった。
◆<いにしへの 花にも問ひしか やまと心>
『いにしへの奈良の都の八重ざくら けふ九重ににほひぬるかな』
7月25日
◆<大江山 白雲に歌の 道を見む>
『大江山いく野の道の遠ければ まだふみも見ず天の橋立』
7月24日
・藤原道長夫人倫子(りんし)に仕えた。『栄花物語』の作者に擬せられる。
。
◆<やすらはで 文遣る勇気 瞬く間>
『やすらはで寝なましものをさ夜ふけて かたぶくまでの月を見しかな』
7月23日
・紫式部の娘。一条天皇の中宮彰子に仕えた。
◆<有馬山 猪名野の風に 声を聞く>
『有馬山猪名の笹原風吹けば いでそよ人を忘れやはする』
7月22日
◆<めぐりあいて 平安なき世の 人哀し>
『めぐりあいて見しやそれともわかむ間に 雲がくれにし夜半の月かな』