月別アーカイブ: 2021年7月

前大僧正行尊

7月31日

・参議・源基平の子。12歳で三井寺で出家。天台座主、大僧正に。

・白河、鳥羽、崇徳の三天皇の護持僧。

◆<もろともに あすなき身をば 問ひ行かむ >

『もろともにあはれと思え山桜 はなよりほかに知る人もなし』

伊勢大輔

7月26日

・大中臣能宣(百人一首49番目)の孫の女流歌人。

・紫式部、和泉式部、相模らと親交があった。

◆<いにしへの 花にも問ひしか やまと心>

『いにしへの奈良の都の八重ざくら けふ九重ににほひぬるかな』

赤染衛門

7月24日

・藤原道長夫人倫子(りんし)に仕えた。『栄花物語』の作者に擬せられる。

◆<やすらはで 文遣る勇気 瞬く間>

『やすらはで寝なましものをさ夜ふけて かたぶくまでの月を見しかな』