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ハス田に囲まれた土日ファームでヤーコンの草取り
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20アールの新畑で支柱へのトマトの結束作業 |
ここから八郷町まで20km。一気に八郷の土日ファームまで行って昼食を、ということになり車を連ねて向かいました。昼食後、地主の高橋さんが自作しておられるムラサキイモ(薩摩芋)の苗を50本もらい、さあサツマの苗の植え付けです。畑A(7アール)の一角に植えます。まずライムギを刈り取り、そこに畝作り。麦のあとにイモを輪作しようというわけです。この組み合わせは、遠隔種どうしで望ましく、麦の根の部分に三本鍬を打ち込み柔らかくしつつ、その上に30cmも土を盛り上げ高畝をつくりました。有機肥料をまき、上からビニールマルチをかけました。あとはマルチに穴を開け、苗を差し込み植えるだけです。良い苗、良い畝、そしてひたすらな作業・・・・・・きっと豊作という結果が待っていることでしょう。
午後5時を過ぎ、店じまいの時間が近づいてきました。最後は、収穫です。ボクらのメインファーム・新畑に移動し、元気よく伸びている野菜を手分けして収穫しました。ダイコン、カブ、ラディッシュ、シュンギク、キョウナに加え、ジャガイモの極早生種「インカのめざめ」を試し掘りしました。梨の仕事を終えた我らが師匠・永瀬さんが眺めていて、「よく頑張るね。どれも良い出来だ」と褒めちぎってくれました。ただ一つ、トマトを支柱へ結わいたやり方がヘタだと指摘を受け、プロの結束法を手取り足取り教えてもらいました。リーダーの麻賀さんと小林さんが、インカのめざめを丁寧に掘り「初物をどうぞ」と師匠に差し上げ、ささやかなご恩返しをしました。
店じまいは午後7時。午前9時から10時間。中味がこぼれ落ちそうな濃密な週末農業の1日がこうして終わりました。東京東村山市から来ている実山さんが、ブオーン、とオートバイの軽快な音を響かせて走り去り、これに続き、みんなの車が一台また一台と帰途につき、くれなずむ畑に一気に静寂が広がって行きました。しんがりの宮崎車も、楽しかった1日の余韻を惜しみつつ、ゆっくりと八郷をあとにしたのでした。 この原稿は、ダラしなくも出動から1週間も経ってのupとなりましたが、今週12日or13日も雨さえ降らなければ、何人かのメンバーが八郷の磁場に引っ張られるように出動し、草取りをするはずです。
(6月12日 宮崎記す)
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