7月23日 |
ヒマワリとコスモスの中の夏の作業 |
7月2日 |
梅雨の合間のジャガイモ掘り |
■7月2日 梅雨の合間のジャガイモ掘り | ||||||||||||||||
2日、3日と続けて雨との天気予報でしたが、出動しました。畑への思いやみがたく、というところです。でも、その気持ちが通じたのでしょう、鎌倉をスタートする午前5時には、うっすらと晴れ間が覗いておりました。車に同乗の新会員の小島さん(我が家から30分の綾瀬市民)と軽口を言い合いながら一路八郷へ。JA八郷の農産物直売所で久しぶりに萩原組合長にお会いし、旧交を暖め小一時間も話し込みました。9時丁度に畑到着。早くも麻賀リーダーがトマトの芽欠き作業中でした。嬉しいなあ。1ヶ月ぶりの再会もまた嬉し。見渡せば畑は一面の緑。顔を上げると梅雨どきと思えない涼風が流れ、一気に爽やか気分です。ほどなくほかに4組が到着。埼玉の矢作さん一家が友人2家族を同行されて、なんと16人が勢ぞろいです。うち5人が子供。矢作武資くん3歳、妹怜子ちゃん10ヶ月。大畠兄弟が小学6年と4年。今井お嬢が小学2年。子供たちはもうそこらじゅうを駆け回っています。よほど嬉しいんですね、緑の畑が。子供っていいなあ。
児等の声 梅雨の黒雲 吹き飛ばす 隆行
朝のうち涼風もありましたが、グングン気温が上がり、全身汗みどろ。拭いても拭いても汗が噴出します。
12時を過ぎました。弁当です。畑の入口の「土日農業研究会」の看板のある、梨の木下の木陰に矢作さんがアウトドア・テーブルを出し、ビーチパラソルを開き早くも準備ができています。もぎたてのキュウリとシソを刻んだ、おかずの塩もみキュウリも出来ています。オニギリをパクつきます。塩もみキュウリと若月さん差し入れのラッキョウの酢漬けが、食欲をかきたてます。これでもう十分、ほかは要りません。おっと、トマトとキュウリが、丸ごと冷やしてあります。塩をまぶし、これもみんなでパクつきます。ヒビ割れしたトマトが敬遠され、1つ取り残されました。もったいないボクが、ソフトボール大のヤツにかぶりつきます。果汁がこぼれます。昔食べたもっと青臭かったトマトの香りが、ほのかにします。幸せ満点です。矢作さんら埼玉の3家族は、「ヒッポ・ファミリー・クラブ」という多国語を子供のときから親子で話す会に入っているというので、それぞれ得意の外国語で自己紹介してもらいました。小学生3人がロシア語とフランス語を流暢に話し、みんなを驚かせました。
3時ごろ急に雲行きが怪しくなり、大急ぎでジャガイモを片付けることに。会員の人数分を分配し、ゲスト2家族にもお土産として差し上げました。お母さんたちが草取りボランティアをして下さったお礼です。ほかに、ラッキョウ、サヤインゲン、キュウリ、ナス、トウモロコシもゲストともども平等に分けました。ゲストには永瀬師匠のお許しで畑の脇の梅を取ってもらい、またオオバを好きなだけ取ってもらい、この日の日程を終了。 長いレポートの終わりに、さらにどうしても話したいことが2つあります。1つ。武資くんのことです。ジャガイモ堀りで、スコップを持て余しているので、お母さんが「お父さんに手伝ってもらったら」と言うと、「いい、いい。一人でやる」とびしっと言いました。あと2ヶ月で4歳というときの一言。武資くん、ここに書いておいてあげるね。2つ目。われらが最若手、小島さんのこと。ヤーコンの草取り中、しゃがんで草取りしながら「ボク眠っていました」と店仕舞いのあと筆者に告白。いや立派立派。悠揚迫らず、の典型ではありませんか。こういう生き方をしたいもンです。この日午前1時就寝、4時起きだったとはいえ。どうぞこれからもマイペースで、悠々の土日ファーマーでいて下さい。豊かな夏の畑が、今日も息づいているはずです。1週間もすると、身体ムズムズのボクです。ムズムズなのですが、このところ忙しく、月イチのペースの体たらく。 (7月5日 宮崎記す) |
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