トップページへ 土日農業研究会ページへ 農業情報ページへ 作業日誌ページ 食情報ページへ いなか e-hanashiページへ 会員募集ページへ
 ブログへ | お知らせページへ | サイトマップへリンク集へ | NPO「食と農」へ

作業日誌

3月31日
春本番 <三月尽 春風駘蕩 種をまく>
3月17日
小屋完成パーティと仲間の転勤歓送パーティと
3月 3日
ジャガイモ植えと畑遊び・・・19人の親子の物語!

作業日誌もくじページへ

 
■3月31日 春本番 <三月尽 春風駘蕩 種をまく>

3月31日 6組11人が出動し、ひねもすのんびりと畑仕事を楽しみました。八郷の土日ファームは春本番。畑入り口の「土日農業研究会」の看板の下の水仙は満開、黄色い花が独特の強い芳香を漂わせています。そのわきの2本の梨の木が枝いっぱいに付けた蕾を柔らかくふっくらと膨らませています。純白の花の競演が見られるのもあと1週間といったところでしょう。畑では1ヶ月前に植えたジャガイモが芽を出し、冬を越し背丈20センチにも成長したソラマメが、紫色の花を付けています。いろいろな春野菜の種まきも次々と進み、畑は一気に春の装いです。そこで、空豆で一句。中村草田男の例の句を思い出しつつ。
 《 花そらまめ 薄紫にや 黒目あり 隆行 》
 《 そら豆の 花の黒き目数知れず 中村草田男 》

水仙満開、梨の花は蕾が膨らんで。
芽出したジャガイモの向こうに生姜を植えた
水仙満開、梨の花は蕾が膨らんで。
芽出したジャガイモの向こうに生姜を植えた

この日、畑に付いたのは11時半過ぎ。前夜から未明までかかって仕事を仕上げて寝たので、起床時間が遅れたためでした。先着のみなさんは午前最後の仕事、トウモロコシの畝作りをしているところで、やあやあ、と暖かく迎えてくれました。誰彼がときどきこんな出動になることがありますが、いつも一緒。自由に出られるときに出る。というモットーを何よりみんなで大事にしているのです。この日ボクは、福島県広野町のラーメン屋の知人を畑のあと訪ねる予定にしていたので、出動は不可避でもありました。

昼食は、土日のクラブハウスたる小屋「鶺鴒(せきれい)荘」の囲炉裏ばたです。囲炉裏の火がチロチロと燃え、ヤカンが2つかかっています。竹を使って吉田信彦さんが手作りした自在鉤が天井からぶら下がり得もいえぬ雰囲気です。ボクは弁当に箸を付ける前にしばしこのシチェエーションを愛でました。暖かく、温かな空気。漂う一体感、信頼感。小屋を造って本当に良かった。そう思っていると「甘ーい」「おいしいっ」という声が広がりました。麻賀さんがイチゴの竹村さん宅に寄り、差し入れのイチゴを何袋も戴いてきたというのです。1つ口に入れ、ボクも驚きました。見事な甘さです。15年ほども前から食している竹村さんのイチゴですが、今年は格別な美味しさです。なぜ?なぜ!
 《 囲炉裏辺に 春風駘蕩 はなしの輪  隆行》

食事後、囲炉裏端でくつろぐ女性2人。
同左。全員写真、撮り忘れ。
食事後、囲炉裏端でくつろぐ女性2人。
同左。全員写真、撮り忘れ。

昼食を終わってから、無粋な話とは思いましたが、白浜の中本さんとボクが中心になって企画しつつあるNPOの立ち上げの原案が煮詰まってきたので、その話をみなさんに聞いてもらいたくて話題にしました。土日農研とは別組織のNPOのつもりですが、この日のメンバーたちは「楽しんで農業をすることを最優先に考えているので、NPOの活動に余力を割いたりいろいろな形で連携するのは現状ではムリ」と率直に思いを語りました。特に若手がそうでした。さもありなん。若手の皆さんが仕事第一、そして余力を畑に眼いっぱいに注ぎ込もうとしているのを知っていますから。畑での無心になっての作業は、半端ではありません。ボクはスンナリ連携の構想を修正しようと思いました。土日ファームは、すべてに「春風駘蕩」こそが基本なのだと改めて知らされました。

午後、畑のあちこちに目立ってきた雑草取りを、誰いうともなく一斉にやりました。ひっかき鎌で、そして草刈り機で。ボクはスコップで雑草を土ごと天地返ししながら。畑いっぱいに、みんなが散らばって仕事する様は、まさに春風駘蕩の作業ぶり。信彦さんと勝海さん(棟梁)は小屋の玄関の窓ガラス張り(アクリル)を好きにやっていました。
吉田大士郎君(4月から小6)と勇大君(小3)の兄弟は、1日じゅう畑を走り回ったり、とっくみあいレスリングをしたりして遊びを満喫していました。仙台に引っ越した矢作武資君や怜子ちゃんがいない寂しさを暴れ回って紛らしているかのようでした。勇大君に「武資君たちと一緒に小屋のお泊り会をしよう」とせがまれ、7月下旬あたりを、約束しました。
 《 草原に 少年二人 山笑う  隆行》

草刈り機で草刈り。
わけぎの収穫と草取りの合間に。
草刈り機で草刈り。
わけぎの収穫と草取りの合間に。

この日の農作業は生姜の植え付け(昨秋、種の塊根は土手の穴に埋めておいた)大根、人参、ルッコラ、ラディッシュの種まき、九条ネギの移植。収穫は、ラッキョウ、わけぎ、葉タマネギ、ふきのとう。
午後4時過ぎ、畑が終わるころ小屋の作業も終了。囲炉裏の火も棟梁がキチンと片付けて閉店。それを見届け、ボクは一路福島へ向かいました。春風駘蕩に、NPOは一応答えが出たとして、「鶺鴒荘」と仮称している小屋の名前、皆さん、ほかにいいのがないか考えておいて下さい。

(4月 3日 宮崎記す)

≪ページトップへ


 
■3月17日 小屋完成パーティと仲間の転勤歓送パーティと

3月17日。ついに土日農研の小屋が完成しました。囲炉裏で火が燃え、自在鍵に吊るされた薬缶でお湯が沸いています。 21人のメンバーがぐるり火を取り囲み、熱々の豚汁に舌鼓を打ちます。10坪ほどの古木の小屋が暖かい空気で満ち満ち ています。土日農研のクラブハウス・仮称「鶺鴒荘」のオープニング・パーティです。半年がかりで、皆なでワイワイ 楽しみながら移築し修理し創り上げた小屋。古木が古木に見えない小屋。トタン壁の隙間も気にならない小屋。人の心 の温かさを思い出させてくれるかけがえのない小屋。どにちの仲間の夢語りの小屋。桃源郷の小屋・・・・・・。 オープン、バンザーイってわけです。

囲炉裏を囲み豚汁に舌鼓を打つ
同左
囲炉裏を囲み豚汁に舌鼓を打つ
同左

暖かな温かな小屋の中に比べ、この日外は摂氏5度ぐらいに冷え込んでいました。「あたたかき光はあれど、野に満つる 香りも知らず 浅くのみ春は霞みて 麦の色わずかに青し〜〜」の藤村の「千曲川旅情のうた」を思い出すほどに。 小屋の外のもう一景は、なかなか漢字で書けない鶺鴒(セキレイ)=春先の畑でわれわれに随いて回る友達=がこの日も 畑にいて、パーティのとき何羽かが屋根に来て止まり、一緒に祝っていたことでした。いや、屋根の上までは観察しなかったので、祝ってくれていたと願うことに。そんな鶺鴒荘なのです・・・・・・。

床に10人、土間に10人が陣取って
歌詞を見て大声で歌う中本さん(手前)
床に10人、土間に10人が陣取って
歌詞を見て大声で歌う中本さん(手前)

鶺鴒荘では、3年ばかり畑友達だった矢作さん一家のサヨナラ・パーティも併せて行いました。英之さんが会社の転勤で 仙台へ引っ越すことになり、この日がひとまず最後の出動ということで、ダブルパーティとしました。囲炉裏の中央に、 英之さん、裕子さん、武資君、怜子ちゃん、そして良き友達だった吉田大士郎君、祐大君たちが陣取りました。パーティ といっても特別なことはせず、出来立てのおいしい豚汁を、皆でよく味わって食べました。一緒に食べるのは、しばらく はこれが最後だと思って。「寂しいねぇ」「また会おうね」「仙台でも頑張ってね」などと言葉が飛び交いました。

全員で記念写真
同左
全員で記念写真
同左

食べ終わってからサヨナラ合唱をしました。コーラスおじさんのボクが勝手に企画、「夜明けのうた」と「この広い野原 いっぱい」の歌詞をコピーし全員に配り、ボクがリーダーで合唱しました。60歳すぎて涙腺が緩みがちなリーダーは歌に 移入しすぎてところどころ胸がつまり、それを隠すために立ち上がって写真を撮ったのでした。「この広い野原いっぱい」 の最後5番に「この広い日本中のなにもかも 一つ残らずあなたにあげる だから一緒に夢おいかけよう」と付け加えて、 ”森進一”しちゃったのですが、一緒に夢おいかけよう、とは63歳の”じい”から5歳の武資君へのエールのつもりだっ たのに、声高らかに歌えず、しょっぱいエールになってしまいました。

男の子3人は斜面の草原で電車ごっこ
怜子ちゃん、ヤッホーと山彦ごっこ
男の子3人は斜面の草原で電車ごっこ
怜子ちゃん、ヤッホーと山彦ごっこ

記念撮影後、小屋の外で遊び始めた子供たちはあっけらかんとしているようでしたが、実はやはり、ブルー、グルーミイ、 メランコリーなのですね。吉田祐大君が来月、武資君たちも来てみんなでキャンプしよう、と提案してくれました。矢作 さんたちは大喜び、夏までにぜひ1回は仙台からやってきます、と応えました。吉田兄弟に幹事になってもらい鶺鴒荘で のキャンプをやろうとボクはそのとき思いました。そして、帰途でのこと。吉田さん一家のワゴン車内で、兄弟が「武資 君たち遠くへ行ってしまうんだ」と寂しそうに言うので、昭南さんが「お互いに新しい友達がまた出来るよ」と言い孫達 を励ましたと、即日メールを下さいました。一方、矢作家の車中。武資君がお父さんに「ボクは幼稚園より、ピアノより (一音会という絶対音感の音楽教室)、ヒッポより(多言語交流クラブ)、畑が好きだよ」としみじみと言ったそうです。 お母さんには、このところ「幸せ論議」をよくする武資君が、「いまは幸せじゃない」と言うので、「仙台に行ったら、 また幸せを感じるよ」とお母さんが慰めると、「じゃあ、仙台でも畑を持ってね」と言ったそうです。これも即日メール で伝えられ、もうボクは涙腺が緩むどころではありませんでした。

ネギの苗植え
ラディッシュの種まき
ネギの苗植え
ラディッシュの種まき

子供達、よし、分かった。おじさんたちは、どにち農場をいままで通り、子供達の楽天地にし続けるから。白浜にも高遠 にも仙台にも、兄弟農場をつくるから。そのこと約束するよ。少し遠く離れても友達は友達だし、新しい環境で、新しい 人間関係を積極的につくる気持ちで、頑張っていって欲しい。 畑大好きな4人の子供達は、この日朝から、畑上部の傾斜地に遊び道具の車付き道具箱を持ち込み、電車ごっこをしてい ました。怜子ちゃんも一緒にいて、前回覚えた山彦ごっこで、ヤッホー・ヤッホーと、下の畑にいるおじさんたちに呼び かけていました。草原ででんぐり返ったり、畑中を駆け回ったりして、全身で遊びを楽しんでいるのでした。

ラッキョウの草取り(水仙がきれい)
サヤエンドウを這わせる棚作り
ラッキョウの草取り(水仙がきれい)
サヤエンドウを這わせる棚作り

畑仕事は、この日、ニンニク、ラッキョウなどの草取り、ラディッシュの種まき、ネギ苗の植え込み、インゲンの棚作り など。収穫は、葉タマネギ、エシャロット、そして野生のノビルとフキノトウ。若月さんと勝海さんが、近所の農家から 孟宗竹をトラックでもらって来るし、若月さんとボクが近くの竹山から真竹を20本も支柱用に切り出してきました。 ファーム入り口の「土日農業研究会」の看板の下には、水仙の群れが花を咲かせ始めていました。看板の上には梨の木が 2本。梨の花、桃の花、そして桜花が一斉に咲き始める八郷の春爛漫は、もうすぐそこです。

帰り際に武資君と固い握手
怜子ちゃんとも。お兄ちゃんを全部まねて
帰り際に武資君と固い握手
怜子ちゃんとも。お兄ちゃんを全部まねて

(3月19日 宮崎記す)

≪ページトップへ


 
■3月 3日 ジャガイモ植えと畑遊び・・・19人の親子の物語!

3月3日。雛祭りの日。優しい楽しい農場の1日! ”短い土日レポート”をこの日からの至上命題にしてのご報告。熱心組はすでに1月からバリバリ出動。普通組数人はこの日から出動。トータル9家族19人がそろい、八郷農場は大賑わいでした。このうち子供が4人。吉田家の2人、大士郎君(小5)と祐大君(小2)と矢作家の2人、武資君(5才)と怜子ちゃん(2才)です。大きい子3人が今年から「子供区画」と称する小さな責任区画を与えられ、ジャガイモ植えを初体験しました。畝に掘った深さ10cmの穴に種イモを植え込み、穴と穴の間(株間)に尿素(窒素肥料)を一つかみして浅く埋める−−という作業を、目の色を変えてやったのです。

ジャガイモの畝(1本50m)作り、こんなふうに。
畝に穴をあけ、種イモを植える。にぎやかに。
ジャガイモの畝(1本50m)作り、こんなふうに。
畝に穴をあけ、種イモを植える。にぎやかに。

種イモは1個を2つ3つに切り、切り口に病気予防のため草木灰を塗ります。麻賀・農場長が植え方を指導します。「灰を塗った方を下に植えるんだ、お肌の方には、ホラ芽が出ようとしてるだろう」と。ウンウンと頷きながら、「なんで灰を塗るの?」と子供たち。灰は燃やしたときに熱で病原菌を殺しているから、畑でも土の中の病原菌を寄せつけないんだよ、それが理由さ。ボクがそう大声で説明すると、もう納得。子供たちは一目散に種を植え込みました。長さ50 mの畝を5本つくり、その端の1本のうち5株ずつが「子供区画」。そこへ植えたら、それでは植え足りず、他へも競うように植えました。穴あけ作業の大人たちが煽られるほどに。植えながら「いつ穫れるの」と聞くので、「6月梅雨のころだよ」とボクがまた大声で。「それまで畝の間の草取り、しっかりやってね」。草取りは畝の上は不要。マルチをかけたから。ちなみに畝は高さ40cm。近所の農家から借りた畝立て機で作りました。

農場長の指導で、子供たちが種イモを植える。
子供区画のジャガイモを植え終わり、ピース。
農場長の指導で、子供たちが種イモを植える。
子供区画のジャガイモを植え終わり、ピース。

ジャガイモ植えがこの日のメイン。そのほかコマツナ、ネギ、ブロッコリー、白菜の花芽(塔が立った先に付く)などの収穫もしました。川村由佳さんがコマツナの根を洗います。優しい作業です。麻賀さんがワケギやソラマメに「味が良くなる」と重曹を噴霧器で散布します。ボクが畑の一角に、厚板(小屋工事の端切れ)を2m 四方に並べて埋め込み「堆肥場」を作りました。一方、小屋の脇に仮設トイレ(中古)を先週、業者に頼み設置しましたが、その掃除を吉田千恵さんと宮崎貞子さんが黙々と。吉田昭南さんが、トイレの屋根に空いた小さな穴を防ぐ作業をはしごを使ってやりました。優しさが、あちこちで満開です。といった具合にみんなが思い思いに、これぞと思う作業を、自由にゆったりと行いました。これが土日流。われら土日農業仲間の、作業の極意です。

小屋の横に設置した仮設トイレ。梅が咲く。
メンテはどうなるの?とみんな気にする。
小屋の横に設置した仮設トイレ。梅が咲く。
メンテはどうなるの?とみんな気にする。

小屋の作業は先週までに囲炉裏が完成。この日、床板の上にフェルト様の敷布を張る作業を、勝海棟梁と矢作さんがやり終えました。早朝出動の吉田さん一家によって、囲炉裏と土間のバーベキューセットに火が入れられ、薬缶でお湯がチンチン沸いています。12時半、囲炉裏の周りにみんながぐるりと座り、昼食です。我が家は、雛祭りを祝う五目御飯おにぎり。妻の心づくしです。そこへ矢作さんから、折り紙の小袋に入った「雛あられ」が回ってきました。怜子ちゃん、2度目のお雛祭りのお祝いなのでした。ご馳走様です。腹ごしらえが済んだところで、小屋の隅に三脚を据え記念写真を撮りました。川村さん、吉田千恵さんが入っていない”御免なさいの集合写真”となりましたが、これが、新装なった土日クラブハウスの、あたたかな食事風景です。

囲炉裏の火床でヤカンのお湯がピーピーと。
部屋で食事中の子供たちを記念撮影。
囲炉裏の火床でヤカンのお湯がピーピーと。
部屋で食事中の子供たちを記念撮影。
   
BQセットの薪の煙立ち込める中で、記念写真。 同左(何人か抜けていて、残念)。
BQセットの薪の煙立ち込める中で、記念写真。
同左(何人か抜けていて、残念)。

最後に竹とんぼ作りの話を。この日、朝から子供たちに約束した竹とんぼ作りを、4時ごろから子供たちにせがまれ大急ぎで「堆肥場」作りをやり終えて敢行しました。それこそ50数年ぶりの工作でしたが、スイスイと10分ほどでサンプル作りをして見せました。2度目の削り直しで宮崎とんぼは、手のひらでグルグルと回して飛ばすと、大きくゆったりと飛んでくれました。吉田兄弟、さらには大人たちも久しぶりの遊びに興味を示し、一斉に竹とんぼ作りに興じました。兄弟と武資君のために、ここで工作のポイントを整理しておきます。ポイント1)翼が風を切るために翼の左右を少しでも角度が付くように削ること。2)そして全体を薄くすること(機体を軽く)。3)胴体部分の棒を適度な長さにすること(短いとバランス悪くて飛ばないし、長いと重くて飛ばない)。1と2は難しい。削り過ぎると翼が小さくなって浮力がつかないので、<翼を大きく薄く、左右で角度をつけて作ること>を心がけることです。Try and Error (試行錯誤)で腕を上げるしかありません。何事もそう。暇を見つけてTry して下さい。

工作開始。竹を切る宮崎を手伝う子供たち。
竹とんぼ作りに興じる中年組。
工作開始。竹を切る宮崎を手伝う子供たち。
竹とんぼ作りに興じる中年組。

子供たち、この日は次々と自然の中で遊びを見つけ、遊びの天才ぶりを発揮しました。畑の最上段部分から堆肥場まで100m以上あります。夕刻、ヤッホーと「山彦遊び」をしていました。堆肥場作りをしながら、ボクも10回20回と、ヤッホーを返しました。気持ち良かったね、大士郎君、祐大くん、武資君、怜子ちゃん。短く、と宣言して書き始めたこのレポート、結局また長くなりました。畑の1日も実はこれと一緒。短いようで長く、長いようで短い・・・。ボクにはいつも夢幻のような畑なのです。夕暮れ始まる午後5時、みんなの別れの声が畑に響いたのでした。

小屋の梁に紐を吊るしたブランコで遊ぶ。
車付き道具箱を乗り物にして坂を下って遊ぶ。
小屋の梁に紐を吊るしたブランコで遊ぶ。
車付き道具箱を乗り物にして坂を下って遊ぶ。

(3月 4日 宮崎記す)

≪ページトップへ


Copyright (C) 2004-2011, All rights reserved by Takanori Miyazaki.