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作業日誌

10月20日
薩摩芋掘りと空豆の播種

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■10月20日 薩摩芋掘りと空豆の播種

3週間ぶりの畑。ずっと忙しくて出動できなかったので、前の晩から腕をさすっていました。それなのに目覚まし時計を無意識に止めて又寝してしまい、1時間遅れで10時過ぎの畑着となりました。5組10人のメンバーが早くも畑じゅうに散り、収穫作業たけなわでした。薩摩芋、里芋、落花生などをいろいろ。絵に描いたような秋晴れの優しい陽光を浴びて、みな気持ちよさそう。ぼくはその写真を撮り、畑を見て回り、やおら作業に合流しました。

里芋、八つ頭を収穫し、小芋を外しヒゲを取る 落花生を掘って、根から実を取るメンバー
里芋、八つ頭を収穫し、小芋を外しヒゲを取る
落花生を掘って、根から実を取るメンバー

芋類、落花生などがどれも豊作。落花生、薩摩芋ともまったく虫食いがないのにビックリ。里芋も、夏の少雨で実入りが心配でしたが、心配どころか例年以上の出来。理由は分かりません。加えて、秋茄子がまだまだ花をいっぱい付けていて、あと半月は収穫できるのではと思わされるぐらいです。ゴーヤも最終盤と思わせる実をまだ成らせています。

秋茄子がまだまだ ゴーヤもまだ成り続けて
秋茄子がまだまだ
ゴーヤもまだ成り続けて

薩摩芋は、翌日21日の障害者支援のバザールに出店し、焼き芋を売ろうという会の有志のプランに基づいて、バザールでスムーズに焼き芋を焼き上げるため、一度蒸してから銀紙に包んで焼く方法が試されました。また、落花生も茹でられ、それら出来立ての2品が昼のテーブルに並びました。バザールでは茹で落花生も売る計画とのことで、我々のは無農薬だし、食べられる形で売るのはきっと喜ばれる、などと話しが弾みました。→→バザールの結果は、薩摩芋と里芋のナマ販売分も含め1万円を超える額を売り上げたと日曜夕、リーダーから嬉しい報告がありました。会の収入になるわけです。

昼食。秋の冷気がじわっと漂っています 薩摩芋を蒸し、それを銀紙に包んで焼いて
昼食。秋の冷気がじわっと漂っています
薩摩芋を蒸し、それを銀紙に包んで焼いて

みんなに仁義を切り、ボクは「個人区」のサツマイモの収穫に精を出しました。ツルを切り、マルチをはぎ、妻と二人で手で畝の芋を掘り出しました。お昼を挟んで午後までかかって。中玉クラスのものが一番多く、全体に収量も良く、例年にない豊作でした。続いて、芋を掘った後の畝をならし、そこへ空豆の種をたっぷり蒔きました。種は白浜の中本さんに頂いたもの。市販の種は20粒ほどで300円もしますが、何千円分の種がタダとあって、作業の疲れもなし。5時ごろ作業を終りました。バザール出店の準備のためメンバーは4時ごろ帰途に着きました。ボクもたっぷり働いて、気分も晴れ晴れ。筑波山の夕焼けを愛でながら、八郷を後にしました。
 《 豊作の 後作の豆に 言い含める  隆行 》(ブログをご覧下さい)

薩摩芋掘り。筑波山に見守られてツルを切る 例年にない豊作の薩摩芋が畝の上に並ぶ
薩摩芋掘り。筑波山に見守られてツルを切る
例年にない豊作の薩摩芋が畝の上に並ぶ

(10月21日 宮崎記す)

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