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作業日誌

6月28日
梅雨の晴れ間の大出動

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■ 6月28日 梅雨の晴れ間の大出動

28日(土)。梅雨後半の雨続きの中、久しぶりの畑日和。8家族20人が出動、大賑わいの どにちファームでした。畑はいまジャガイモ、玉ねぎ、ニンニクの収穫が少し前に終わり、キュウリなどの果菜類やインゲンなどが収穫期を迎えています。トウモロコシが収穫間近か、果菜類ではトマトやナスが収穫までもう少し、またサトイモ・ヤーコンなどが秋へ向け葉を茂らせています。豊穣の夏畑!

9時ごろ三々五々到着したメンバーは畑のあちこちで、草取りや収穫をしたり、種植え(この日は小豆)をしたり思い思いの作業をします。農場長の麻賀さんが、海草が原料の、農業資材の水溶液をトウモロコシに噴霧しています。植物の成長を促進し味を良くする資材で、トマトほかにも施用します。粘着性があり、トウモロコシの穂に付くアブラムシの活動を押さえる効果もあるようです。遠くへ眼をやると、耕運済みの畑の一角「個人区」(個人的に好きな野菜を栽培する区画)で、若月さんのきょうだいなど家族一家がジャガイモを掘っています。オチビちゃんを含めた長閑な農作業風景!

トウモロコシに成長促進資材の水溶液を散布する麻賀さん

若月さん、一家総出でジャガイモの収穫をする

トウモロコシに成長促進資材の水溶液を散布する麻賀さん
若月さん、一家総出でジャガイモの収穫をする

12時前、早めの昼食にしました。いつもの藤棚の下の仮設テーブルをみんなが囲み、弁当やカップめんをつつきます。脇のカマドで煮たジャガイモが鍋一杯に出ます。若月さんが漬けてもってきたラッキョウの新漬け、川村さんがもってきたニンニク味噌が回ってきます。ラッキョウ、ニンニクはもちろん畑の生産物。ニンニク味噌をもぎたてのキュウリにつけてパクつきます。もう最高です。畑の恵みに感謝する至福のひととき!

お腹がふくれて、昼寝したい気分です。でも我慢し、この日は畑になかなか来られない”会費会員”の人たちへ、みんなで毎年続けている会恒例のジャガイモをプレゼントする発送作業をしました。大小玉を取り混ぜて箱詰めした宅配便は12個。腐れが入っていないかよく点検しながら。「きっと喜んでもらえるよね」なんてワイワイ言いながら。

藤棚の下で昼食をとる 届いた耕運機の試運転をみんなで見守る
藤棚の下で昼食をとる
届いた耕運機の試運転をみんなで見守る

HPをご覧になる”会費会員”のみなさんのためにも写真があると良かったのですが、ときどきやるヘマで、このカットの写真撮り忘れました(梱包資材の片付けの場面をなんとか撮りましたが)。ごめんなさい。ところでジャガイモは、収穫後1週間とか経って腐れが入っていないか良く点検選別し、腐った玉を捨てる作業が必要(でないと、腐れが他へ伝染する)。プレゼントはこの作業後の仕事です。余談ですが、NPOとして作ったジャガイモもこの日、野菜コンテナ20箱分を全部箱から出して選別する作業を半日がかりでやりました。根菜類は長持ちしますが、収穫後の保管がタイヘンなのです。

この日、吉田さんが、知人の紹介で情報を得たという中古の耕運機を購入しようと、昼食後の相談で一決。埼玉の農機具店から耕運機を搬入してもらいました。耕運機は型は古いものの、あまり使用していない物件だそうで、試運転すると、軽やかなエンジン音が響き「これならいい」とみな納得。運搬代を含めて11万円ナリ。共同耕作者などで資金を出し合うことにしました。これで夏場の耕運の作業能率がグンと上がるゾ。良かった、半年の懸案クリアーだ。

作業後、小屋のわきの梅を永瀬さんから頂戴することになり、そのあと近所の仲良し農家・広瀬さんの竹山から、真竹の筍も掘らせていただくことになり、ハッピーのテンコ盛り。畑の野菜もさることながら、自然の恵みにも大感謝なのです。ところでどにちのHP、忙しく書けませんでしたが、この間6月7日(土)にも出動しました。梅雨の間は実は農繁期で、どにちの常連組は、多少の雨でも毎週土曜日に出動しているのです。NPOの畑も事情は同じで、NPOの農作業にはボクと数人が、この梅雨期には5/18(日)、6/4(水)、6/8(日)、6/15(日)、6/25(水)と出動しました。

(6月30日 宮崎記す。)

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