8月23日 |
ソバの種まきとアサザ基金の水田見学&オニバスの花 |
8月 2〜3日 |
8月2日と3日、1泊2日の「お泊り会」の作業 |
■ 8月2日と3日、1泊2日の「お泊り会」の作業 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
2日。この何年間かの会の行事である夏の「お泊り会」の初日。どにちのメンバーの常連組9家族のほか仙台の矢作さん一家プラス、オブザーバーとしてその友人のお母さんと8ヶ月の赤ちゃんまで大勢が朝から畑に集合。1年ぶりの再会を喜び合ったり初顔合わせの挨拶を交わしたり。これがなかなかいい一瞬なのです。朝早出のメンバーがトマト、ナス、ピーマンなどをいっぱい収穫して小屋に運び込んでいます。遅れじとボクも1年生になった武資くん、間もなく4歳になる玲子ちゃんを連れて、トマト・ミニトマトの収穫に向いました。二人とも、それが大好きなのです。1年前と同じように嬉々として収穫します。すぐに友達に戻りました。
畑友達の吉田のお兄ちゃんたち(中1と小4)が、この日は来ていず(青森のお父さんの実家に行っていて)、武資くん、初めは残念がっていましたが、収穫に夢中になり直ぐに気分転換。ほかに子供は、今春から会に参加したした関口さんの子供・高1と小6の兄弟が来ていて、お父さんと里芋畑の除草などを自由にやっていました。お互いを引き合わせれば良かったかな。また関口くん兄弟に、畑の仕事の楽しみ方などをレクチャーすればよかったかな。といま書きながら思っていますが、康剛くん、将隆くん、ごめんなさい、この次の機会にね。話は飛びます。リーダーのボクはこのところ師匠永瀬さんの術後の体調の回復具合がもっとも気になることがらで、朝から時間があるとちょくちょく永瀬さんを訪ねて話し込んでいるもので。この日もそうだったのです、目配りが至らない点、みなさんお許しを。
11時半。この日の交流会の最初のイベント・お昼のバーベキューの係りを引き受け、肉などの食材の仕入れに行っていた勝海さんが荷物をいっぱい下げて合流しました。もうBBQセットには他のメンバーによって火が点けられ炭が起こされていて、早速BBQの開始です。牛肉、豚肉、イカ、畑で取れたナス、ピーマンなどが焼かれます。勝海さんがシェフ役。武資くんがつきっきりで補助役です。みんなが食べ始めるころ、地元に住み着いたどにちの仲間・宮本さんがピーナツの煮付けをもって参加。続いて個人区で頑張る岡本さんも。参加者総勢13家族22人という大パーティになりました。
吉田昭南さんが釣ってきたというイシダイも焼かれます。幻の魚、っていうんだよ、というコメントが飛び、ほぐされたイシダイの白身にみんなの箸が伸びます。キュウリ、ナス、ミョウガ、シソの塩もみ(若月さんの手作り)が、焼きたての肉とぴったりと合い、売れること売れること。申し訳なくも”食べるだけ”に徹したボクの、幸せ度は完全に100%でした。舌と腹を満足させたメンバーの何人もが藤棚の樹陰や小屋の中で昼寝を楽しみ、この人たちの幸せ度は200%。午後のひと仕事のあと3時ごろ。「かき氷できたよー」の声。勝海シェフがかき氷の製造機まで持ち込んでのサービスで、草取りで汗びっしょりだったボクの幸せ度は、このとき「もう最高」まで達したのでした。
夜。すっかり日が暮れた後、お泊り組11人で夜のパーティです。小屋の前のテーブルに昼間、武資くんとボクとで作った行灯を置き、蝋燭を灯しました。さらに懐中電灯を2つぶら下げました。真っ暗闇の中で、テーブルが薄明かりで照らされます。道路から離れている畑は無音です。蝉の声も、まだ虫の声もなく。文字通りの無音の世界。そこに「カンパーイ」の声が響きます。冷えに冷えたビールの美味しいこと。闇夜に薄明かり、がビールの味を際立たせます。 腹具合が落ち着いたところで、畑の真ん中に造った丸太の井桁(建築士・勝海さん構築)に点火し、キャンプファイヤー。続いて、武資くんと玲子ちゃんのために(相当部分は大人のために?)しばし花火遊びです。子供たちが寝た9時ごろから今度は男だけの宴会となり、3〜4人が夜を徹して飲もう、なんていいながら気勢を上げていました?? 睡眠不足のボクはアウトドアチェアーに身体を投げ出し、ひんやりと気持ちいい夜気の中で会話からドロップアウトし、すぐに寝入ったのでした。
翌日。NPOの畑に除草目的で耕運機をかけましたが、この日の猛暑はすさまじく30分も作業をすると脱水症状を起こしそう。お昼どき、再度かき氷を食べ、finish。そう、白昼夢の終わり!! 楽しかった、実に楽しかった。ありがとう、みんな。テントを畳み、そっと思い出を仕舞い込みました。仙台に帰る矢作家の4人と「さよなら」・・・・・・です。空気は乾ききっていましたが、ちょっぴり湿っぽい昼下がりでした。来年、また会おうね!! (8月 5日 宮崎記す。) |
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