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作業日誌

9月27日
小春日の作業と、自作米の玄米の受領
9月 6日
夏の整理と秋の準備の作業

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■ 9月27日 小春日の作業と、自作米の玄米の受領

畑日和の27日(土)。NPOのメンバー1人を含めて、計6家族9人が出動。秋色深まる畑で、ゆったりと作業を楽しみました。ボクは3週間ぶりの畑。NPO区画の草取りなどの手当てのため、7時前に到着し一汗流しました。師匠・永瀬さんに久しぶりにお会いし、体調も体力も目立って回復中なのを確認し、嬉しくなりました。師匠は、ボクの到着より早くから梨の収穫作業をし、草刈り機で畑のぐるりの草を刈る作業をする、という元気の良さでした。いつものように、9時ごろまでに他のメンバーも三々五々到着。秋茄子、ピーマン、シシトウなどの収穫をしたり草取りをしたり、悠々の仕事ぶりでした。

花盛りのソバの畑 タイムラグをおいて種まきした大根の芽
花盛りのソバの畑
タイムラグをおいて種まきした大根の芽

みんなが揃った後、ボクも一緒の作業に合流。ニンニクの種を”塊根”(というのでしょうか)から1個1個はずす、種植えの準備をし、続いて、カボチャの跡地を覆った雑草を草刈り機で刈り払う作業をひとしきり。耕運機をかけられる状態にまでしました(次回あたり誰かが耕運機をかけるでしょう)。11時半過ぎ、そこでボクは旧玉里村(小美玉市)の田圃へ向かいました。米班の仲間4人と合流、近くの篤農家に依頼し、コンバインで収穫〜脱穀〜籾摺り〜玄米にした米を受け取りに行くためでした。1時過ぎ、ハセガワさん宅を訪ね、30kgの袋詰めした玄米25袋を受領、10数人の耕作参加者たちへ小分けする仕事をハセガワさんの倉庫でやらせていただきました。3時。仲間の木村さんのトラックに玄米を積んで石岡郵便局へ行って、ユーパックの発送手続きをして作業終了。八郷の畑へとって返しました。

店じまいしてスッキリのメンバー

同左(藤棚下の食卓。荷造りの場でも)

店じまいしてスッキリのメンバー
同左(藤棚下の食卓。荷造りの場でも)

畑のメンバーは午後、ニンニクの種植えをしたりサツマイモ堀りをし、早めの店じまい。お土産いっぱいに、また永瀬さんから梨を買って、ポツポツ帰途に着いていました。また、NPOのメンバーは、ボクが除草したところにハクサイの種蒔きをし(ボクが朝ダイコンの種まき)、NPO区画のサツマイモ堀りをしていました。最後に残ったメンバーも永瀬さんの梨を買って日暮れ前に帰途に。サツマイモ、落花生と、早く食べたい収穫物があったので、途中食事も取らず真っ直ぐ帰宅しました。帰ってから、それらをゆでて食べたのは言うまでもありません。
なんか概要だけの作業のレポートになりました。おまけに昼間は写真も撮らず、帰り際の小屋の前の写真と、作業後の夕方の畑の写真を 撮っただけ。せわしい1日となりました。写真はさておき、ちょっと物足りない畑でした・・・・・・が、帰宅後の夜の宴だけは、いつもの通り本当にハッピーでした。

(9月29日 宮崎記す。)

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■ 9月6日 夏の整理と秋の準備の作業

曇りのち雨の予報。その通りの天気で、前半は畑日和、でも、ないか。やはり残暑の中のハードな作業でした。8家族13人が参加、1才ちょっとの偉斗くんも含め久しぶりの賑やかな畑で、ホント楽しかった。皆さん、お疲れ様でした。畑はちょうど夏と秋の変わり目。枯れ始めたトマトの一部やすっかり枯れたキュウリの茎を抜取り、一方で大根の床作り、さらには畑のあちこちの草取り、畑の周りやサツマイモ畑の周囲の草刈り(草刈り機)、ニンニクを植えるための耕運機がけなどを手分けしてやりました。雨が来るぞ、の思いがあったためか、写真撮影も忘れるほど黙々と全身を動かしました。黙々と、畑・草に向き合いました。汗みずく。頭がぼうっとなりました。

キュウリの枯れた蔓の整理をする 大根の床をマルチをして作る
キュウリの枯れた蔓の整理をする
大根の床をマルチをして作る

お昼−−。師匠・永瀬さんの知り合いの、ブドウ農家に買出しに行ったメンバーが戻り、お湯が沸き、皆がいつもの食卓を囲みます。勝海さんちの偉斗くんもお父さん・おばあちゃんと一緒に。ブドウが、そして師匠から梨が差し入れられ、穫り立てのショウガ・若月さん手作りのショウガの酢漬け、が回ってきます。おにぎり、が美味しい、ボク。カップヌードルが美味しそうな隣の宮本さん。タケちゃん(畑ネーム)は食べ始め。皆の注目が集まります。生後半年ぐらいで畑デビューし、自然好きで育つタケちゃんの、驚くべき食欲。こりゃあ大物だ。皆に抱っこされ、堂々たる抱かれぶり。やっぱり大物だ。なんて思いながら、フジ棚の下の、大食卓の満足感に浸るボクでした。アウトドア椅子で目をつぶれば、秋風涼しく優しく。はなはだ心地よく。眠気に任せていると、働き者の仲間たちから、「さてやるか」の声。

お昼。タケちゃんを囲んで。

笑いがはじけて。食事の美味しいこと。

お昼。タケちゃんを囲んで。
笑いがはじけて。食事の美味しいこと。

午後、サツマイモ畑の草刈り。草刈り機を駆る若月さんを先頭に5,6人が鎌を振るい、150坪ほどの畑が綺麗に蘇りました。イモの蔓の繁り具合は良く今年も豊作のようです。数株を試し堀り、2,3本づつ持ち帰ることに。若月さんとボクで草刈りの仕上げをしていると、ポツリポツリと大きな雨粒が落ちてきました。これを潮時に店仕舞いに。ナス、ゴーヤ、シシトウ、カボチャなどに初物サツマイモを加え、お土産いっぱい。解散後、500mも離れた地主高橋さんの畑の、NPO区画の草刈りに付け足し仕事に向かいました。すると・・・雨は上がっていましたが、道路を流れるほどの雨水で、驚きました。たった500mの間のどこかに”分水嶺”があったのです。草刈りは、100坪ぐらいをやったところで機械の燃料切れ。あと少しでしたが、次回回しに。「すべて出来たところまで」。これがいいのです、畑仕事はいつもエンドレスだし。

小屋に戻り帰り支度をしていると、永瀬師匠が梨の出荷作業を終わり、ブラリやってこられました。胃袋を切除して4ヶ月。「だから姿勢がつい前かがみになるんだ」と。それでもこのところ2週間置きにお会いするたび、生気の増す顔に内心安心しつつ、前かがみの割には背筋の伸びた師匠を、「お会いするたび元気になっておられます」と激励しました。自らを打ち込める仕事をもつ強み−−。77才。まだまだ青年!! 帰り際に師匠に会えたラッキーに感謝しつつ帰途に着きました。

(9月 7日 宮崎記す。)

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