9月27日 |
小春日の作業と、自作米の玄米の受領 |
9月 6日 |
夏の整理と秋の準備の作業 |
■ 9月6日 夏の整理と秋の準備の作業 | ||||||||
曇りのち雨の予報。その通りの天気で、前半は畑日和、でも、ないか。やはり残暑の中のハードな作業でした。8家族13人が参加、1才ちょっとの偉斗くんも含め久しぶりの賑やかな畑で、ホント楽しかった。皆さん、お疲れ様でした。畑はちょうど夏と秋の変わり目。枯れ始めたトマトの一部やすっかり枯れたキュウリの茎を抜取り、一方で大根の床作り、さらには畑のあちこちの草取り、畑の周りやサツマイモ畑の周囲の草刈り(草刈り機)、ニンニクを植えるための耕運機がけなどを手分けしてやりました。雨が来るぞ、の思いがあったためか、写真撮影も忘れるほど黙々と全身を動かしました。黙々と、畑・草に向き合いました。汗みずく。頭がぼうっとなりました。
お昼−−。師匠・永瀬さんの知り合いの、ブドウ農家に買出しに行ったメンバーが戻り、お湯が沸き、皆がいつもの食卓を囲みます。勝海さんちの偉斗くんもお父さん・おばあちゃんと一緒に。ブドウが、そして師匠から梨が差し入れられ、穫り立てのショウガ・若月さん手作りのショウガの酢漬け、が回ってきます。おにぎり、が美味しい、ボク。カップヌードルが美味しそうな隣の宮本さん。タケちゃん(畑ネーム)は食べ始め。皆の注目が集まります。生後半年ぐらいで畑デビューし、自然好きで育つタケちゃんの、驚くべき食欲。こりゃあ大物だ。皆に抱っこされ、堂々たる抱かれぶり。やっぱり大物だ。なんて思いながら、フジ棚の下の、大食卓の満足感に浸るボクでした。アウトドア椅子で目をつぶれば、秋風涼しく優しく。はなはだ心地よく。眠気に任せていると、働き者の仲間たちから、「さてやるか」の声。
午後、サツマイモ畑の草刈り。草刈り機を駆る若月さんを先頭に5,6人が鎌を振るい、150坪ほどの畑が綺麗に蘇りました。イモの蔓の繁り具合は良く今年も豊作のようです。数株を試し堀り、2,3本づつ持ち帰ることに。若月さんとボクで草刈りの仕上げをしていると、ポツリポツリと大きな雨粒が落ちてきました。これを潮時に店仕舞いに。ナス、ゴーヤ、シシトウ、カボチャなどに初物サツマイモを加え、お土産いっぱい。解散後、500mも離れた地主高橋さんの畑の、NPO区画の草刈りに付け足し仕事に向かいました。すると・・・雨は上がっていましたが、道路を流れるほどの雨水で、驚きました。たった500mの間のどこかに”分水嶺”があったのです。草刈りは、100坪ぐらいをやったところで機械の燃料切れ。あと少しでしたが、次回回しに。「すべて出来たところまで」。これがいいのです、畑仕事はいつもエンドレスだし。 小屋に戻り帰り支度をしていると、永瀬師匠が梨の出荷作業を終わり、ブラリやってこられました。胃袋を切除して4ヶ月。「だから姿勢がつい前かがみになるんだ」と。それでもこのところ2週間置きにお会いするたび、生気の増す顔に内心安心しつつ、前かがみの割には背筋の伸びた師匠を、「お会いするたび元気になっておられます」と激励しました。自らを打ち込める仕事をもつ強み−−。77才。まだまだ青年!! 帰り際に師匠に会えたラッキーに感謝しつつ帰途に着きました。 (9月 7日 宮崎記す。) |
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