10月19日 |
お台場のバザールに出店 |
10月11日 |
2度目の収穫祭 |
10月 4日 |
豚汁・焼き芋などで豪華に賑やかに収穫祭 |
■10月11日 2度目の収穫祭 | ||||||||||||||||||||||||
10月11日(土)。2度目の収穫祭をしました。9家族15人が参加して。仙台から矢作さん一家4人も長躯参加、それだけで嬉しい ことでした。仙台から約300km、高速道空いていて朝5時半スタートで、4時間半で来たと矢作さん。鎌倉からその半分の距離のボクは、高速下りが混んでいて約3時間。ま、2組ともよく頑張る、というところです。でもね、遠いのは遠いのですが、それだけの時間をかければ、目的地は、眺望開けた、自然度バツグンの別天地。もちょっと近い東京組も含めて大勢が八郷へ集まる理由がそこにあるのであーる。土日ファームは朝のうち小雨、午後は秋空という、まずまずの収穫祭日和でした。まずは、朝のうちの霧にけぶるファームの全景、ご覧下さい。
朝、畑に着くとメンバーは定番の収穫にかかります。収穫祭なので、なおのこと。早々とサトイモが1列ごっそりと。秋茄子、インゲンなども次々収穫され、小屋の前に運ばれてきます。サトイモの親芋に20個、30個と付いた小芋をほぐす作業が大変。みんなが集まってやります。隣りにテーブルが出され、竈に薪が燃やされ、豚汁作りが始まります。矢作家の長男・武資くん (小1)が間引きした大根を運んできてタンクの水で洗います。料理の手伝いです。豚汁の野菜には軟らかいおろぬき大根の葉が一番。みんなの優しい思いの入った、畑のサトイモたっぷりの豚汁がだんだん出来上がっていきます。サツマイモも銀紙を巻かれ竈の中でじんわり焼かれます。ほかにも、若月さんが、ボクが、あれこれをつくっていきました。そして・・・ ハイ、12時。収穫祭開始です。
ご馳走は、豚汁のほか、焼き芋、ゆで落花生、ゴーヤの塩もみ、ヤーコンの味噌和え、生ショウガ(味噌で)。矢作さん手作りのヨーグトケーキも。永瀬さん差し入れの梨もカットされボールに一杯です。大鍋2つの豚汁が湯気を立てています。まずは、豚汁から。「いただきまーす」。お椀の底からサトイモをつまんで頬張ります。この味、この口触り。貞子さん、博子さんの技が凝縮した秋の味覚。みんながが次々にお替りします。「お替り3杯がノルマよ」という作り手の号令など無用、あっという間に鍋が空いていきました。落花生、ゴーヤ、ヤーコンなどの添え物もどんどん売れます。この上ない幸せ収穫祭。いいなあ収穫際。なんという心地よい響きの収穫祭。心の底からそう思いながら、大好きな焼き芋をパクつくボクでした。写真をご覧下さい。自然の中での、開放感あふれる、豊かな食風景。これぞ週末農業の醍醐味。週末ファーマー冥利!
午後ニンニクの植え付け、サツマイモの収穫などの作業をこなし、お土産いっぱいに早めの閉店となりました。ボクが残ってなかなか畑に出られない仲間二人へ、サツマイモを大きな箱一杯に送る箱詰め作業をしました。もう少しで終わるという所で 突然の驟雨。妻といっしょに大慌てで、テーブル上の芋と荷物を小屋へ入れ、なんとか荷造りを終わらせました。終わるころ雨がやみ、とんだハプニングに顔を見合わせた二人。太陽電池の点る薄暗い小屋の中で着替えをしました。お天道さんも悪戯好きなようです。いやいや、こんなこともあるのが自然なんだね、なんて話しながら帰途に着きました。 (10月12日 宮崎記す。) |
■10月 4日 豚汁・焼き芋などで豪華に賑やかに収穫祭 | ||||||||||||||||
10月4日(土)。秋晴れ。楽しみにしていた収穫祭をやりました。朝、三々五々到着した週末ファーマーが畑に散り、「宴」のための料理の材料を収穫します。豚汁用のサトイモ、おろぬき(間引き)大根、ネギ、サツマイモ、落花生、ショウガなど。どれもどれも立派な出来です。
何十個もの小芋を付けたサトイモの株根を前に、みんなで顔を見合わせ、ただ「すごいね」 「すごいね」と。春から夏、そして秋へと、汗を流し手塩にかけて育て上げたサトイモ。それに応え思いっきり実ってくれたサトイモちゃん。写真を撮りながら嬉しさがこみ上げます。サトイモが愛おしくなります。素晴らしい一瞬!! かけがえのない収穫という営み!!力強く太り、みずみずしく伸びた野菜たちに、みんな大喜びし、感動を分かち合います。収穫した野菜を胸に抱え、一輪車に乗せ、料理台へ運びました。女性軍が早速、料理開始です。とまあ、以上が収穫祭の第一ラウンドです。
この日の参加者は、合計16人。「どにち」のメンバーは7家族、そのうちの若月さんちは、弟さん、姉さんやその娘さん夫婦一家(オチビちゃん2人も)で全部で7人。嬉しいことです、こうした参加は。なぜって、農業の楽しさ・畑や自然の素晴らしさをファミリーで共有しようという姿は微笑ましく、誰の目にも心地よいから。考えてみれば現に、どにちのメンバーの半分ばかりが夫婦連れとか家族連れだし。こうしたライフパターンがもっともっと社会に広がるといいなあと、ボクは願っているのです。一人ひとりが心身ともに健康になり、穏やかな生き生きした社会になるはずです。 さてお昼のメニューは、豚汁、焼き芋、茹で落花生、生ショウガ(味噌で食べる)、ナシ(永瀬さんからの差し入れ)プラス若月さん差し入れのサケ・玉ねぎのマリネとコブ巻き、川村さん差し入れのゴーヤの佃煮。質量ともに言うことなし。祭りに相応しい、豪華なハレ食!! しかも豚汁の豚肉・豆腐・コンニャク、差し入れのマリネなどの外は、みんな自作の、しかも取り立ての野菜。食べきれないほどの永瀬さんのナシも取り立て。これらが2つ並べた野外テーブルに並びます。
正12時。「いただきまーす」。宴が始まりました。大鍋2つに作った豚汁が、焼き芋が、デザートのはずのナシが、もう順不同に食されます。「うまい」「おいしい」の声が飛び交います。みんなの手が伸び、料理を回し合います。豚汁のお代わりがひっきりなしです。みんな黙々と食べます。そして、腹が満たされたところで、「ゴーヤの佃煮」や「紫蘇の実」のたまり漬けの作り方が話題になります。藤棚の下のテーブルに、柔らかな木漏れ日が射し、秋の気配が漂います。
<煮て焼いて テーブル囲む 収穫祭> ってわけです。以上が、収穫祭の第2ラウンドです。 (10月 6日 宮崎記す。) |
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