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作業日誌

3月14、15日
1泊作業の楽しみ

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■3月14、15日 1泊作業の楽しみ

14日(土)。朝から梅雨のような雨。昼には雨が上がりそうという予報に期待して畑へ。12時前にフラワーセンターを通過し小幡のコンビニで、あったかーいお昼(カップ麺)を取りつつ車窓より雨模様をうかがうも・・・まったく止む気配なく、泊まる予定の国民宿舎「つくばね荘」へ直行しました。しばらくロビーで遊び、早めのチェックインをお頼みし、部屋へ。
実は、このころ畑へはアサガさん、ショウナンさん、ノブさんが出動し師匠・永瀬さんに呼ばれ、炬燵で茶飲み話をしていたと後で聞き、「ああ行けばよかった」と。ゆっくり師匠と話す機会はなかなかないし、仲間の皆さんとも顔合わせ出来たし。そんな残念があるとは梅雨知らず、その間、宿舎の部屋でボクは爆睡していたのでした。

午後4時ごろ目覚めると、ちょうど雨が上がり、東方の窓の外に、筑波の山並とその向こうに石岡市街が濃い靄の中に眺められたのでした。靄が強い風に流され見る見る晴れていきました。山水画のような幽玄の世界。そこへ太陽が射し、もう最高。
晴れ上がった景色の先に霞ヶ浦が小さく白く水面を光らせていました。どにちの田圃のあるあたり。靄の晴れる、この情景を一句詠む(ブログ見て下さい)と、ボクはさっと腰を上げ、山の神に言ったのでした。「畑へ行こう」。

つくばね荘からの日の出。

同左。

つくばね荘からの日の出。
同左。

師匠は、屋敷下の畑に埋設した家の配水管が劣化したからと、土を掘り起こし管を取り替える仕事の真っ最中でした。残りは明日、とほどなく中断されました。雨上がりの土は重く、そのためお疲れでした。思えば、師匠・永瀬さん、昨年4月に胃全摘の大手術をされ、まだ11ヶ月。驚異の回復ぶりなのだ。この日のような土木作業も、また本業の梨作りも枝の剪定などユルクない仕事を冬からずっとなさっておる。顔色も顔つきも精悍さを取り戻し、「八郷のケーリー・グラント」健在なのである。そんなお姿を前に、師匠の体調の話、明15日に予定しているNPOのジャガイモ植えの作業の確認などをし、お暇しました。

師匠訪問は良かった。作業の確認も出来た。その前に済ませたジャガイモ植えのためのマルチ購入も、手順よし。雨には見舞われたものの、昼寝で休養できたし、美しい自然も堪能できたし、とやたら満足感に浸り、6時半からの夕食にワイン1本注文と相成ったのでした。夜は夜とて、NHK喉自慢の優勝者大会(喉自慢スキ)。ボクァ、耳自慢でもありまして、入賞者をピタリ当て、耳の穴、でなく鼻の穴を大きくしたのでした。そして、また爆睡。翌朝6時の日の出がまた最高でした!!

15日(日)。どにちメンバーのオオトモさんと二人で、オオトモさんのジャガイモ(個人区)とNPOのジャガイモ植えのための畝作りを、借用の畝立て機械を駆りだして9時前から始めました。まもなくNPOのヤーコンなどを買出しにきてくれた農業資材ステビアの販売会社の知人ら二人が到着。テイコさん(妻)を含め全5人でジャガイモを植えました。ジャガイモの種芋を芽の出具合いを見て2つ3つに切り、切り口に草木灰を塗り、それを畝の上に5cmほどの穴を掘って埋める、また芋と芋の間に専用の肥料を一掴みずつ巻く、その上から黒マルチを張る、という作業です。

地面にステビアの粉末をまく。 畝立て機で畝を立てる。
地面にステビアの粉末をまく。
畝立て機で畝を立てる。

ジャガイモは、メイクイーン、キタアカリ、ダンシャクの3種。専用肥料のほか、味をよくするというステビア農業資材(粉末と粒剤)を混用し、ステビア使用・不使用の畝を明記しておき、味の比較をすることにしました。ずーっと前にも使用したことがありましたが、今年からきっちり試験していくつもりです。ステビアはとうに日本中に普及していますが。ステビアの効果については別途、このHPでも書きます。さて、この日の作業、ほかにもNPOの農作業いくつかあって、マルチの端に土を掛ける最後の作業が終わったのは、6時過ぎ。みんなクタクタ。超クタクタ。でも気持ちすっきりの1日ではありました。
土日農研のジャガイモ植え、2週間も前にやりました。その様子は、前回レポートでお読み下さい。

(3月23日 宮崎記す。)

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