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作業日誌

5月2日
14 回目の田植え

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■5月2日 14 回目の田植え

2日(土)。好天。小美玉市(旧玉里村)の田圃で田植えをしました。18組23人が参加。うち2組は土日農研の新入会の家族で、1歳半の子供が1人いました。午前9時過ぎにスタート。おやつタイムを入れ午後1時までに、20アールの田にスピーディーに植え終わりました。田植えが初体験という「援農」の人たちや新入会の人たちが、ズボンを膝上までまくり上げ、おそるおそる田圃へ入ります。明るい歓声が(黄色い嬌声も)上がります。土日農研のベテランメンバーが植え方の手本を見せると、初体験の人たちもじきに慣れ、楽しそうに植えていきました。正味4時間ほどで植え終わると、あちこちからバンザイの声が上がりました。鏡のような水面に揺れる緑の苗を眺め、みんな満足そうでした。

のどかに、楽しく、苗を植える

同左

のどかに、楽しく、苗を植える
同左

近くの農民会館に移動し昼食です。洗い場で足のドロを洗い、また顔もジャブジャブ洗って広い座敷のテーブルにつきます。 早速、女性群が作っておいた豚汁がふるまわれます。熱々の豚汁です。旨い! おっとフキが入っているではないか。豚肉もたっぷり。味噌アジがきまっている! 旨い、旨いを連発しながら、みんな料理長の民子さんへ感謝の言葉をかけました。おにぎりや弁当をパクつきながら、何杯も何杯もお替りをしたのでした。

赤ちゃんもいて、これぞ記念写真 もっと大きく撮ろう、記念写真
赤ちゃんもいて、これぞ記念写真
もっと大きく撮ろう、記念写真

食べ終わり一段落したところで、今回初参加の人たちが自己紹介をしました。新入会した2組の夫婦が、入会の動機について真面目に理路整然と語りました。それは、農業を生活の中に取り込みつつ、自然に触れ豊かな感性を培っていきたいという期待感であり、子供が生まれたのをきっかけに無農薬の野菜を自ら作って食べる安心安全な食パターンへ転換したいという願いでありました。キクタさんが「コンビニ弁当で家庭の食卓をまかなうこともあった習慣をもう改めました」と明かすと、先輩たちから拍手が湧きました。みんなが打ち解けあい初顔合わせとは思えない雰囲気です。「これぞ土日農研!」とボクは大いに満足でした。最後に、秋の取入れでまたみんな顔を合わせることを約束し、散会しました。

付け加えることがもう1点。田圃の管理などをお願いしている元農協長の西村さんから自作レンコンを沢山頂戴し、みんなで分けて持ち帰りました。散会後、新入会のタキグチさんを伴いボクは八郷の畑へ回り、この日の早朝にもやったNPOが受託管理する栗畑の草刈りを続行しました。タキグチさんは土日の他のメンバーと初顔合わせをした後、農場長のアサガさんと一緒に仲良し農家にタケノコ堀りに周り、初日からもう一つのラッキーに巡り合えたのでした。

(6月1日 宮崎記す)

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