2007年9月アーカイブ

畑の秋

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9月30日 Hello everybody

●芋掘りつつ 真夏の作業 語り合う   隆行
●褒められて しげしげと芋の 山を見る
●戦機油を 芋で作ったと 老師哭く

●囲炉裏開き 茗荷汁で 乾杯す
●大蒜種 六人で千個 埋めたり
●紫蘇の実の 地上の星と 実りたり   隆行

きのう29日。
我らの土曜日。午前10時まで八郷の里は予報通り雨。
そのあとまた、予報通りに雨が上がり、どにち農場に、
5組8人が出動。白菜の苗植え、大蒜の種植え(千個)、
そして薩摩芋掘りをワイワイわいわい、とやりました。

芋、試食で甘さ十分。豊作を師匠から絶賛されました。
戦争中、茨城1号という大きいだけの薩摩を、飛行機の
燃料エタノールのために作ったと師匠、長嘆息でした。
紫蘇の実、地上の星のよう。たまり漬け用に沢山沢山、
こそぎとりました。昼、小屋の囲炉裏開きをしました。
畑も、日一日と秋・冬への装いです。

pm9:55 Good luck everybody
9月28日 Hello everybody

●西行の 物思わされし 月中天   隆行
●名月を 愛でる心の ありがたき
●綺麗なら 満月でよい この日の月
●歌い終わり 月仰ぐ男 生きてをる
●この月を 亡き父母も吾も まだし孫も 

満月から何日か過ぎて、月、わずかに欠けましたね。
でも綺麗。まっ、満月にしとこうと。コーラス帰りに
見る月は中天近く、煌々と照っていました。これから
月の色、日々白くなり、冴え渡っていくのでしょうか。
西行さんのように、嘆けとて 月やは物を思わする・・・
侘び寂びの心境にほど遠いわれ。でも生きてをります。

pm10:10 Good luck everybody


秋雨晩餐

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9月27日 Hello everybody

●バカの壁を 肴に晩餐 秋雨くる
●虫先生 ロシアも愛も 語りたり
●教育の 内在化を熱く 秋一夜
●大根料理 店を借り切り 清談す
●大先生と 来年の話 秋の宵

午後6時半から3時間も、あの大先生が懇談の晩餐に
付き合って下さいました。上の句で想像のつくお方。
都市と農村の往来運動の会長でもあり、農業運動の
小生との共鳴部分も多く。特に教育混迷ぶりにつき
ご高説をお聞きしました。そして内在化が大事だと。
ルール作って外在化すれば終わりじゃあ、ない!! 
Y先生、サイトウ様、マツイ様、有難うございました。

pm11:00 Good luck everybody



眼鏡の秋

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9月26日 hello everybody

●6年ぶり 視力測る 秋深し
●0,1まで はるばる50年 秋哀し
●労わりて 眼鏡換えたり 秋亥年
●眼力にも 右左利きの あるそうな
●新しき眼鏡 新しき世界 顔変わらず

●月挟み 大仕事終わりて 爆睡す
●締め切りの 原稿送付 して満月
●熊本ラーメン 長崎チャンポン 秋悩む
●冷房も 暖房もなく 背筋伸ぶ
●十六夜や テレビ伝ふる 認証式

1週間ぶりに缶詰の仕事を終わり、東京へ出たついでに
眼鏡店で、眼鏡を新調しました。裸眼で視力が0.1と。
高校1年で眼鏡掛け始めて50年近く。眼よご苦労さん。

満月はかくのごとく過ぎました。でもちゃんとダンゴ
と茹で栗、食べました。果物を供えススキを活けて。
今日昼。結局・・・長崎チャンポンにしました。渋谷で。
福田内閣テレビ聞きながら(見ない)、思いました。
意外と、意外に、意外な、意外が、待っているかも。

pm11:45 Good luck everybody

名月を待つ

| コメント(4)
9月23日 Hello everybody

●弓張り月 窓より仄々 白くさす  隆行
●秋冷や 弓張り月の 冴えにけり  隆行
●月見る月 朧ろな月も 味な月   隆行

●名月を 日数かぞえて 尾花切る
●缶詰の 部屋を弓張 月照らす
●仲秋の 祝いの予行 ケーキ焼く

十五夜、いつ? さきほど見ると満月にもう少し。
朧月夜なれど、それもいい眺め、いい雰囲気でした。
この数日、gyugyu詰めの仕事。月に癒されています。
妻が昼シフォンケーキを焼いたので、月見の前祝い、
とばかり紅茶パーティ。ダイエット追いつけません。

pm10:00 Good luck everybody


●歌が命 残暑ものかは 混声団  隆行
●週一回 声でデートする 合唱団
●スズムシに 味艶で挑む 老混声 

●タクト一つ 心一つの 師弟かな
●わが混声 七十八十は まだ青春
●秋冷を 切り裂く地声の 貝殻節
●フェルマータで ハーモニーする 恍惚感

金曜夜はわが愛する混声合唱団の週1回の練習日。
60歳台中心の歌好き約20人が、嬉々と集います。

貝殻節が、今秋発表会での演奏曲3つの中の1つ。
鳥取民謡。お馴染み青島広志さんが編曲したもの。
他の2つは「風に寄せて」と「花開くウィーン」。
「風」は本格歌曲で難しい。「花」はワルツ曲。

練習2時間。全身で歌い、身も心もスッキリします。
秋深し。爽やかに、涼やかに、健やかに! ご同輩。

pm11:10 Good luck everybody


9月20日 Hello everybody

●稲黄金 真っ赤な看板 米沢牛
●温泉に 摩天楼1つ 屹立す
●ススキ原 ゆらして山形 新幹線
●稲架坊主 案山子と立ったる 有機の田
●40・7度を 抜かれし盆地 秋暑し

●秋ひと日 二百の若きに 食語る
●演台にも 床にも汗垂る 縁をかし
●さくらんぼの 町の母らと 食語る
●出前ばなし 終わりて美し 夕日かな
●左沢を あてらざわと聞く 残暑の日

山形は寒河江市の、綾南中を食育の話しで訪ねました。
3年生200人余りとお母さんたち30人ばかりに医食同源
のテーマで、手持ちの情報をお話ししました。
緊急アンケの結果を「母の会」副会長さんから聞くと、
ボクの声、まずまず心に届いたかなという感じでした。

久しぶりの山形行き。良いリフレッシュができました。
校長先生からはフィンランドの「ゆとり教育」情報を、
お母さんたちからは教育の盲点を聞かせて頂きました。
生徒たちからはありのままの学びの姿を開けっ広げに。

最後に寒河江特産の葡萄を、ぶどう糖とブドウ状球菌
の話しの替わりに、お土産として頂きました。
山形との縁がまた一つ増えました。有難う、皆々様。

ps:温泉は上の山温泉。20階ほどの多分、マンションが
ニョキッと。稲架(はざ)かけの丸い稲山、坊主みたい。
山形市の夏の最高気温、今年熊谷市に0.2度抜かれた。
寒河江は山形のサクランボの中心地。佐藤錦の名床し。

pm11:05 Good luck everybody



9月19日 Hello everybody

●ごんしゃんと 歌い掛けたり 曼珠沙華
●赤や黄に 此岸で競う 彼岸花
●彼岸花 ぐるりと髯の 縁と艶
●曼珠沙華 胴と頭で 立ってをり
●彼岸花 踏まれ踏まれて 生証す

●草花と 木々とともに NHK
●NHK 花の香届く 丘に立つ
●秋草も 民草も近く NHK
●スタジオに 農の話の 花が咲く
●鈴木アナと 草取りの苦楽 トークする

今日、NHKで「ラジオ朝一番」の録音をしました。
今週土曜日am7:45。「農の楽しさ」をお話しします。

代々木公園の脇を通って局へ行くとき、彼岸花を発見。
コーラスで歌った曼珠沙華という曲を歌いかけました。
彼岸花は綺麗ですが、亡き人を思い出させる特別な花、
心の花、ご存知のようにお墓の花。根に薬効ももつ花。
能書きはさておき、やっぱり、いいですね、この花。

pm7:55 Good luck everybody

昼食が楽しみ

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9月18日 Hello everybody

●日一番の 幸せ夕焼け 小焼け聞く
●いつの間にか パソコン指 秋深し
●わざわざの 用作って行く ラーメン店
●妻に告ぐ 秋こそラーメン 悩むなかれ
●社食良し 学食も良かりし 天高く

東京の仕事場で、日がな一日パソコンに向かいます。
食堂の日替り昼食が楽しみ。ふと学食を思い出します。
ラーメン好き。食堂のも旨いですが、ボクのベスト2は
銀座の「直久」と新宿の「桂花」。わざわざ昼にも時々。

今日は昼、うどんを食べました。故郷熊本はうどん文化。
麦粉だんごを味噌汁に入れ「だごじる」。すいとんです。
母の得意でした。昼食時、ふと亡き母を思い出しました。
5時。市谷のどこかから、夕焼け小焼けの曲が流れます。
さあ帰るか。ほっと肩の力が抜ける、幸せの一瞬です。

pm9:30 Good luck everybody
9月17日 Hello everybody

●敬老の 食欲褒め合う 夕餉かな
●おだてられ 腕まくりして 茄子を焼く
●ダイエットに 良いとシシトウ 炒めたり
●オリーブ油に 思い出す彼の地 友のこと
●涼風や サンマ焼く匂い 流れ来る 

3kgの減量を言い渡されて数ヶ月。やっと1kgクリア。
しかも、行ったり来たり。難しいもんです。
でも、食欲があるって元気な証拠。気長にやるかと。

pm8:50 Good luck everybody

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