月別アーカイブ: 2021年8月

源俊頼朝臣

8月8日

・『金葉集』の選者。11~12世紀の革新派歌人。

・『百人一首』選者定家は「及ぶまじき」歌と称えた(犬養孝・犬養廉)。

◆<憂かりける 世を忍び来て けふを問ふ>

『憂かりける人を初瀬の山おろしよ はげしかれとは祈らぬものを』

大納言経信

8月5日

・源経信。流麗な叙景歌をよくした、とは犬養孝・犬養廉氏の評。

・漢詩・和歌・管弦の三才兼備、藤原公任と並ぶ才人だったとも。

◆<夕されば 風立ち黄金に 稲穂波>

『夕されば門田の稲葉おとづれて 芦のまろやに秋風ぞ吹く』

能因法師

8月3日

・11世紀初~半ばの歌界の指導者といわれる。

・文章生(もんじょうのしょう)後,26歳で出家。旅で歌境を深めた。

◆<嵐吹く 荒れ野を行かむ 身を屈め>

『嵐吹くみむろの山のもみぢ葉は 立田の川の錦なりけり』