日別アーカイブ: 2021年10月9日

謡曲「菊慈童」

10月10日/

◆<菊慈童 葉に生る露や 永遠の霊水(みず)>

・魏の文帝の世に酈縣山(れっけんざん)から霊水が湧出、探訪の勅使が派遣された。

・山中の庵に少年が1人。周の穆王に仕えた「慈童 」だと。七百年前の話ではないか。

・慈童は皇帝直筆の偈(経典の言葉)が入った枕を示す。勅使ら信じ皆で偈を唱える。

・慈童が二句の偈を菊の葉に写すとその露が不老不死の霊水に。故に七百歳だと。

・慈童が楽を舞い霊水(酒)を酌み交わす。帝の世の繁栄を祈り山中に帰って行った。

謡曲「景清」

10月9日/

◆<景清や 落魄盲ひて 娘抱く>

・屋島合戦に敗れた平家の武将・悪七兵衛景清は落魄、日向で盲目となっていた。

・そこへ一人娘・人丸が景清を訪ね来て、里人から庵の中の主が景清と教えられる。

・景清、終に事実を認め屋島の戦いを語り、自分亡き後の弔いを娘に頼み別れる。