10月29日
◆<正尊の 文の力も 心根も>
・史実とされる演目。源義経は兄頼朝に鎌倉入りを拒まれ京堀川の邸で謹慎した。
・頼朝配下の土佐坊正尊が鎌倉から上洛。義経は弁慶に正尊を連れて来させる。
・討ちに来たかと問い詰める義経に対し、正尊は熊野参詣の途中だと弁明する。
・正尊は咄嗟に作った起請文を読む。義経は偽りと知り名文に感心した風を装う。
・そして宴席を設け歓待した。静御前の舞も披露したあと正尊を宿所へ帰した。
弁慶が手下に調べさせると、正尊は武器や馬を揃え義経襲撃の準備中であった。
・義経は弁慶や家来とともに待ち構え、正尊の軍を迎え討って正尊を捕縛した。
・「正尊」の起請文、「安宅」の勧進帳、「木曾」の願書は「三読物」と言われる。