謡曲「二人静」

10月27日/

◆<二人静  苧環 をまく 縁かな >

・ 平家を討ち頼朝に追われる義経に同道した静の物語。”二人静”で舞う舞が主題。

・三吉野の勝手明神では正月7日の神事で、菜摘川から菜を摘んで神前に供えた。

・女達が菜摘みに行くと一人の女が現れ、「吉野に帰るなら」とことづけをした。

・私の罪を哀れんで一日経を書いて弔って欲しいと。そして名前は言わず消えた。

・不思議な体験を神職に話すうち菜摘女は、何かに憑かれたように顔が変わった。

・神職が聞くと「静である」と名乗る。静御前の霊が菜摘女に憑依していたのだ。

・女は精好織の袴など静が勝手明神に収めた衣装を宝蔵から取り出し舞を舞った。

・するといつの間にか静の霊も現われ、一人の女が二人になり舞を舞うのだった。

・義経と別々に逃げた静は捕えられ、頼朝に召し出され、乞われて舞を披露した。

・「しづやしづ賤の苧環繰り返し むかしを今になす由もがな」と口ずさんで。

・ 苧環 は苧(お),麻(あさ),楮(こうぞ)などから取る糸を環状に巻いたもの。植物も。

・オダマキは清楚な風情が良い。私事:薄紫の花の鉢植えを手入れ悪く枯らした。

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