謡曲「天鼓」

11月8日/

◆<天鼓の音 貴賤分けなく 魂をうつ >

・中国・後漢時代。王伯・王母夫婦に授かった子「天鼓」は不思議な生い立ちだった。

・母が天から鼓が降り胎内に宿る夢を見て子は生まれた。鼓も天から降ってきた。

・鼓の音は絶妙との噂に帝は鼓を召し出せと命じるが、天鼓は鼓を持って隠れる。

・しかし捕まり呂水に沈められ、鼓は宮殿に運ばれ楽師が打つが、音は出ない。

・帝は父・王伯を勅使をやり宮殿へ呼ぶ。王伯は鼓が鳴らない場合を覚悟し上殿。

・王伯が我が子を思い鼓を打つと、この世のものとも思えない音色が鳴り響いた。

・帝は感動し王伯に褒美を与え、天鼓の冥福を祈る管弦講を呂水辺で行うことに。

・当日、帝が呂水に御幸。天鼓の霊が現れて懐かしい鼓を打ち喜びの舞を舞った。

・夜が明ける頃、天鼓の霊は舞の一時が現とも夢ともつかない風に消えて行った。

・天鼓は古代中国で七夕の牽牛の別称。呂水に現れた亡霊は天上人の化身のよう?

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