謡曲「千手」

11月10日/

◆<千手の琴 虜囚の琵琶と 溶け合えり>

・平重衡は源平合戦で奮戦するも捕虜に。鎌倉で頼朝家臣・狩野介宗茂預りとなる。

・頼朝は虜囚の身の重衡を哀れみ、侍女の「千手の前」を遣わし重衡を慰めていた。

・雨の日、千手は琵琶や琴を携え重衡の元へ。宗茂の手引きもあって二人は対面。

・重衡は出家を望み千手を通じ頼朝に伺いを立てていたが、意に沿えずとの返事。

・重衡はこれも父・清盛の命で南都の寺を焼打ちした罪科だろう、と悲嘆にくれた。

・重衡のため宗茂が酒宴を催す。千手は重衡に酒を勧め朗詠しいじましく振舞う。

・千手が舞を舞うと興が乗った重衡も琵琶を弾く。それに合わせ千手も琴を弾く。

・琴を枕に仮寝した短い夜も明け、勅命で重衡は都送りに。袖に涙の二人の別れ。

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